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2024年2月14日水曜日

こんなブログが10周年かよ…。

いやまあホントに。こんなものが10年続くとは、当の本人も思わなかったよ。そういや、なんか始めた頃に他の人のブログで10周年と言ってるのを見つけて、まあ世の中まめで根気のある人いるんだな、と思い、もし自分があんまり変わんない状態で 10年もこれ続けてたらちょっとやだな、と思ったの思い出した。10年経ってなんか色々変化した部分はあるけど、自分のこういうところ10年続いてたらやだな、と思った部分はそのままだったよ…。そんな10周年です。

まあなんにしても10周年です。こんなに続いたのもひとえに、まあ時々でもこいつまだ生きててまたなんかわめき散らしてるかな、と見に来て下さってた皆さんのお陰です。いや、もちろん8割社交辞令ですが。2割ぐらい思ってたんだと知って驚いてる人もいるかと 思いますが、そのくらいは本気です。その他に思いつく要因としては、他になーんもやることない準引きこもりみたいなもんだったからだな、ということですかな。人付き合いもろくにないし。彼女もいねーし。まあ昨年からは仕事もしてなくて完全引きこもりっぽくなって いますが、さすがに10年経つとそれなりに年も取って足腰心配になってきて2日に一度ぐらいは買い物に出ています。主にいなげや。
まあさすがにこんなもんに10年付き合ってくれてる人がいるとは思えないけど、なんかもし5年以上とかいう人いるとしたら、なんかホントにごめん。4年でもごめん。3年でもごめん。2年以下ならさすがに謝んなくてもいいかな?まあ人間って3年とか 付き合ってるとその間色々あってそいつの馬鹿さ加減の底ぐらいまで見えて来るよね。まあ大抵はもっと早いだろうけど。私もボーントゥビー迷走ぐらいに、迷走しかしてないボンクラ迷走体質やしな。なんか色々申し訳ないしか言いようがないよ。

まあなんだかんだ言っても10周年です。10周年と言えば節目の年。これを機にこれまでの10年を振り返ってみました。…いや、強引に振り返らせられました…。アマゾンアフィリエイトの仕様変更で画像とリンク全部なくなって…。
そんなわけで、今までもうリンクとか画像とかなくなってるかもしれんな、と思いつつ知らんぷりしていたずーーーっと下の方まで、どの辺からやったらいいかなどとも考えながら、見て行ったわけですね。 で、これを始めるぐらいのとき、どんな感じだったか、みたいなことも思い出してみたわけですな。

まあそこから少し遡るぐらいになると、自身の読書生活というような部分で、海外のハードボイルド小説の翻訳がどんどん減少の一途をたどっている状況に、大抵起こるようなこうなったらもうちょっと読書の範囲をミステリ全般ぐらいに広げてみるかな、 まあそもそももっと広い謎解き的なところから入ってきて未読のもんも色々あるしな、ぐらいの感じになり読み始め、んまー悪いんだけどそこで決定的になったのがジェフリー・ディーヴァーだったな。今一番面白いぐらいでランキングのトップ、 または上位の常連ぐらいのもんで、その頃は幾らかでもそういうものも信用してた部分もあったし、という感じで読んでみたわけ。いや、まあそれなりに面白いよ。でもこれが今一番?となると、今海外でもあんまり面白いもん出てないのかもしれんな、 ハードボイルドもないしな、ぐらいの感じになって、それまで自身の読書傾向で最上位だったミステリジャンルが、次点以降だったSFや海外文学の下に下がったわけだ。ほら、翻訳ミステリ1ポイント右肩下がったね。

そんな頃、自分はコミックからだったんだけど、電子書籍というものに出会えた。色々と海外のコミックを掘り進んでいるうちに見つけて最初ぐらいにかなりハマったのが、第1回(自己紹介は自分的には第0回)にやった『Zombo』。これのストーリーを 担当しているAl Ewingという人が小説も書いてるというので調べてみて、そこで海外の電子書籍の小説というのがこのくらいの値段でこんなに簡単に読めるのだ、と知ったわけだ。ちなみにそれが第2回の『I, Zombie (Tomes of the Dead)』。
そこから元々のハードボイルド馬鹿っぷりが蘇生し、まずは翻訳終っちまったシリーズの続きとか読めるかも、って感じで探し始め、一時期はホントアメリカのAmazon.comのハードボイルドジャンルカテゴリを毎日かなり長時間ぐらいに眺めていた。 ちなみに最初は日本のアマゾンの洋書ハードボイルドジャンルとかも見てみたけど、『初秋』が一位になってたりして二度と見るかと思った。
で、最初はわーあれの続きがある~、いつか読むぞ、みたいな感じで見ていて、ちなみに最初に、というか『I, Zombie』で洋書電子書籍に気付いた日ぐらいに見つけて買ったのが、デストロイヤーの第1巻で、読んだのそっちが先だったぐらいだけど。 そんなことをしているうちに、続きはともかく新しくハードボイルド書こうって作家はいないのか?何とかそういうの見つけられないもんか、という考えが強くなり、その辺見てる視点も変わって来る。そんな経緯で かの『Thuglit』やら、Snubnose Press、Blasted Heathといったところを見つけてくることになる。なんだよ、ハードボイルドやる気満々なやついっぱいいるじゃないかよ、なんでこれを誰も伝えないんだよ。
まあコミックについては読んでる人も多かったし、そういうサイトをやってる人も今より多かったと思うけど、どうしたってアメリカ、ビッグ2がメインで、英国のコミックなんて読んでる人いるのかわかんないぐらいの状況で、だって当時日本の ジャッジ・ドレッドの映画のwikiに、原作イギリスのSF小説って書かれてたぐらいだぜ、今さすがにそこは直ってるけど。そんな状況でイギリスのコミックなんて伝える人がいるとは思えない、こんな面白いのに!ましてその作者が書いた小説が 日本に伝わる可能性なんてほぼないに等しい。
そしてハードボイルドの方だって、日本じゃあんまり出ないマイナージャンルの上、インディーのパブリッシャー。こんなもん日本で日の目を見る可能性なんて絶対ない。でも右肩下げてる1ポイントの中には、私の様にこういうものを読みたがってる人も 必ずいるはずだろう。
誰かが伝えんと。んー…、じゃオレやるか?なーんかそういうのに向いてる奴とは思えんけど…。でも他にたぶんいないだろしな。まあやってみてうまく行かなかったらやめるか。
みたいな感じで始まったわけですね。うーん、考えてみると決してうまく行ってるとは思えないし、でもまあやめようと思うほどのことにはなってないし、自分以外誰もやらないだろうな、ぐらいの状況ってあんまり変わんないわけで、そういう思い込みの 責任感みたいなもので10年続いたんだろね。
いやホント10周年でこんなこと言ってる奴に絶対向いてないだろ。

10年もたつと、まあそれなりに世の中も変わるもんで、いや世間的なメジャーの世の中の変化とか常にスルーだけど、考えてみると10年前とかその近辺ってそこらの野良レビューみたいなもんがホントひどかった時期なんじゃないかと思う。当時の欠点 あげつらって批判してりゃ通に見えるなんて風潮、今じゃマンガのレビューあたりでお子様がやってるぐらいだろ。今時の人から見ると、こいつなんでこんなに吠えてんだろ、ぐらいなのかもと時々思ったりする。まあわしらそーゆーのが最底辺レベルの 時代を生きてきたもんでね。
実は最初の頃、コミック関連をどの程度やるかは悩んでたぐらいなんだけど、その頃ってなんか前世代のアメコミファンの悪影響なのか、「馬鹿っぽく語るのが俺たちのアメリカンスタイル!」みたいな勘違いがあって、たまたま日本のアマゾンとかに レビュー見つかってもかなりひどいのが多くて、こんなんじゃいかんだろ、もう少しまともな意見を出して行かんと、みたいな考えも少しあって頑張った部分もあった。
このブログじゃ一番見てくれる人多くて、これやったから続いたんかもと思うガース・エニスの『The Boys』にしても、DC系列Wildstormで出版拒否にあったヒーロー狩りコミック、ぐらいで投げ捨てられていて、それじゃダメだろ、これはすごく内容も 深くて面白いコミックなんだよ、ってところを何としても伝えねば、みたいな気持ちでやったんだよな。あー、長年画像やリンクなくなってるかもとビクビクしながら知らんぷりしてきましたが、先日ちゃんと修復しましたんで…。10年経つと変わるってことで いえば、その時は『The Boys』が日本でもこれほど知名度が上がる日が来るとは思わなかったしな。一矢報いてやるー、ぐらいの気持ちだったな。
でも、最近じゃコミック関連でもそこまでひどいと思うようなバカっぽいレビューも見当たらない。長い目で見りゃ、結局バカなんて自然淘汰されるもんなんかな、みたいなことも思ったりするのだが、当事者としてはホントうんざりするんで、昔翻訳出て ホントに喜んでるハードボイルド作品に投げつけられたクソレビューの定番みたいなのをいまだに引き摺ってて、毒舌吐いたりするのは勘弁してやってよ。

でもさあ、結局一時期だったのかもしれないけど、ミステリ野良レビューみたいな世間にそういうものが蔓延した元、みたいなものを考えれば、それは明らかに今もミステリ評論家なんぞを名乗ってふんぞり返ってる連中だろう。
例えば、よく引き合いに出すホント呆れた「純文学ノリといちゃもんをつける」ってやつ。誰が見たって仮にも「評論家」を名乗ってる奴の言葉とは到底思えない幼稚の極みじゃない。同業だってみんな見るようなこういうところで、平然とこういう ことが言えるってのは、周りの連中も同レベルで普段からこのレベルで話してるってことだよ。そんな連中がミステリ言論引っ張ってりゃ、そりゃ野良レビューだって最底辺痴呆レベルまで劣化するわなあ、って話。
そんな状況で起こったのが杉江オフザケ解説事件な。全体的に救いようがないが、やっぱ世間的にも一番ひどかったのがマッキンティの作家廃業騒動について。あんなもんちゃんと見りゃ、誰だって出版社、あるいはエージェントっていうあたりとの ゴタゴタなんだろうなってわかるもんなんだろうが、杉江の下種はマッキンティがウーバーの運転手をしてたみたいのを見て、これウケる~と適当な面白がりで雑に書いた。まあそんなことすりゃ、マッキンティが作家をやめたのは本当なのか、ぐらいの問い合わせ きっと編集部にも来たんだろ。そもそもちゃんと原稿段階でチェックしろよ。お前仕事してんの?って話なんだが。そこで多分だけど、それが過去の話だって辻褄合わせておいてくれって、翻訳の人に頼んだんだろ。それでその翻訳あとがきってところで、 過去に困窮し云々みたいなのが書かれた。しょーがねえなあと思いつつ、もうそれでいいだろ、ぐらいに思ってたら、なーんか野良レビューで必要もないのにわざわざそれ書いてる人がいるって始末。なんかさあ、一応みんな行儀よく書こうって時代には なってるようだけど、結局ゴシップ好き面白がり体質残ってて、野良レビュー劣化時代と変わんない上から下へ的な伝言システム残ってんだなってがっかりしたよ。
出版社側としてはセンシティブな問題だし、どうせ版権移行して高くなる前に買ったぐらいの事情もあるんだろうから、杉江がサブカル時代からの半笑いヘラヘラしてれば何でも許される感覚のオフザケで適当に書いてる時点できちんとチェックして止めとかなかった 編集部の責任。その上にごまかし被せ、最後には法月綸太郎みたいなもんを出してきて、大御所だから誰も文句言わないだろう、いや言う権利なし。大先生が言ってるんだからこれが正解と、杉江の筆が走りすぎ与太まで併せて一括辻褄合わさせ、もう続きも 出す気もないから「安定と成熟」なんて先行きあんまり魅力ない方向でフェイドアウトさせておしまい。あ~マッキンティ ショーン・ダフィは無能編集部により「不幸な形で紹介」をされたとしか言いようがないねえ。
マッキンティ ショーン・ダフィ最新作『The Detective Up Late』は版元の可能な限り高く売りたいという意向の元、いまだにハードカバー及びオーディオ版のみで、ペーパーバック版の発売はやっと今年6月。いやー「困窮して作家活動を断念した」 先生なんだからいくら高く売られても勘弁してやれよ。どうせ版権高くて無理だろうが、以上述べた理由により早川書房からは絶対に出て欲しくないね。とりあえずペーパーバック版予約したし、年内には読んでなんか書けると思います。

過去10年というと半ばぐらいからだと思うが、こういう連中もずいぶんぶっ叩いてきて、そのうちにもう叩けなくなっちゃたのとか出てきたりな。でも、基本的にはそういうことやりたくないんだよな。いや、この先生にはこういう功績があるんだから けしからん、みたいなクソ説教の類いに配慮なんてことじゃなくてさ、ホント時間のクソ無駄じゃん。こっちだってなけなしの時間使って、楽しく読んだいい本について広めたいと頑張って書いてるのにさ。なんかこれからゲームやろうとか、 エロいやつ見ようとか、ワクワクしてるときに部屋にゴキブリ入ってくるようなもんよ。退治しなきゃ平和が保たれないんだから。
そういう意図だから入ってきたもんは叩くが、外をうろうろしてるゴキブリまで叩きに行きません。そんなわけで、もう例の年末ランキングにしてもここ数年は一切買ってなくて、本屋に貼ってあるランキング見て、時間あったら今年の新刊予定コーナーだけ チラ見するぐらい。そこで去年末の、見た目は子供!中身は老害!って感じのランキング。おめーらホントひでーことするよな。
あんな毎年ホロヴィッツじゃまずいからみたいな空気読み出来レースみたいなランキングでコスビー一位になって喜んでると思った?なんかよお、上にそれ乗せてあるだけでその下相変わらずの紅白クイズ合戦じゃん。古のエロ本購入スタイルかよ。 そんなもんにコスビーみたい優れたまともな本使われんのメーワクなんですけどねえ。やめてくれますう。いっそクソランキングごと。

通常運転時でも同じだろうけど、何周年ごとに全方位的に罵倒をまき散らして、こいつ高血圧でくたばるんじゃないかとお思いの方もいるでしょうが、病院で測る度にナース様よりいつもこのぐらい低いのですか?と訊かれる低血圧体質なんで、別の理由で 死ぬと思います。え?ナースは様に決まってるだろう。貴様は女王様を女王と呼ぶのか!どこのレジスタンスだ!?パンがなければお肉を食べればコレステロール値が更に上昇しますのよ。
今回罵倒コーナーはこのくらいなんでご安心ください。さて10年を振り返る、というより修正のため数年ぐらいを割と詳しめに振り返ったところ、なーんかいっつもオレ読めねえ書けねえとぼやいてるけど、意外に数年前ぐらいのスパンで騒いでたりしたの とりあえず読めたり書けたりできてるじゃん、と気付きました。いや、我有言実行の者也!とか誇っているわけじゃなくてさ。なんかもっと騒げばもっといろいろ進むのかも!と気付いたわけ。結局は自分で自分を急かすようなことで、心理学的にはあれこれ言われて 自分の性癖とか言い当てられちゃうやつだろ。えっ?なんスか長身爆乳のぴちぴちナース服って?自分を追い詰めるは違うな。それをやると丸々1か月イギリス出身の色々狂ったスキンヘッドが書いた話の説明に没頭、みたいなことするからコイツ。
そんなわけで、爆乳ナース様…じゃなくて、自分を鼓舞するため、できようができまいが当てがあろうがなかろうが関係なく、ここから今後の予定・やりたいことを騒ぎます。

まず中断してるやつ。グレッグ・ルッカの『Queen & Country』の続きをやります!いつまでたっても続きを書かないんで、最後の『The Last Run』いまだに読んでません!
それからデストロイヤー!あのあと3冊読んでるんだけど、書かないんで続きを読めません!
そして新規。
あ、よく考えたら昔から言っててさほど新規じゃないんだけど、Shotgun Honey!最近Down & Out傘下を離れ、独立独歩で勢いを増しているインディーパブリッシャー。なんかここのやつ早く読む!Down & Out、やっぱ最近少しきついようで、作家が思うように 出版活動できないというところで、Shotgun Honeyや、Eric Beetnerとか離れて行ってるんだろうな。
で、そのEric Beetnerが移籍したRough Edges Press!少しよく見てみたらウェスタン作品を多く出版してるWolfpack Publishingの系列なんだな。なんか私立探偵ものやスパイアクション、ミリタリーみたいなジャンルに跨り、自費出版含めかなり作品多いような 現代のパルプ作家みたいなのを集めてきているところで、こういうのを読まなきゃ!と思ってる。
それからこっちも前からずいぶん言ってるんだが、たぶん英国のだと思うNeo Text!Eduardo RissoやBenjamin Marraといったアーティストとのコラボレーションなど、独自路線を進んでいる感じの早く絶対読まねばならんパブリッシャー。
そして個人出版では警察小説509シリーズのColin Conway。どういう人かも作品内容も不明なんだが、自分の作ったその509っていうのを舞台に、Joe Clifford、Tom Pitts、 Paul Garth、Hector Acostaみたいなそこそこ名の知れた作家集めてアンソロジー 作ったとか、やっぱ要チェックだろう。
All Due RespectやClose To The Boneといった米英のインディー・パブリッシャーからいくつかの出版があるPaul Heatley。元CIAエージェントのTom Rollinsシリーズは最初個人出版だったと思うんだが、現在はInkubator Booksというところから出てる。 そのうち読まなきゃと思ってたんだが、結構すごい勢いで出しててもう10巻まで。Inkubator Booksもちょっと特殊なとこみたいなんでよく調べておかねば。
Rough Edges PressやらPaul HeatleyのTom Rollinsとか書いてたら、もっとアクション寄りのやつも読まなきゃと思ってたの思い出し、そこで出てきたのが前から気になってたBrash Booksのちょい旧作再版の『The Oswald Trilogy』!
もしかしたらBrashまた知らないの出てるかも、と気になり見に行ったら、大体新作ぐらいのTony KnightonのThe Nameless Thiefシリーズとか、Keith Brutonの自転車ヒットマンPatrick Callenシリーズみたいな気になるの見つけちまったり!
いかん!!並べ過ぎた!このままでは爆乳ナース様効果が薄れてしまう!とりあえずNeo Textぐらいまでを重点的に騒いでいこう…。
まあ、私こういうクレイジー読みたい本自動探索マシーンなんで、いつでもなんか見つけてきますんで。

この辺で、例のアマゾンアフィリエート仕様変更後、色々まずいことになってるサイトのあちこちの修正について。10周年とか期限中にやらなければというもののため、若干中断していますが、とりあえず必要と思われる記事については全面的に修正して行きます。
まあ不要なものというと、最近のものでは、ここ数年色々書けないものが多くて、年末近くに主に翻訳書中心に色々書いたやつとか。結構めんどくさいし、必要なもんなら後でも書いたからもういいだろということで。あと期間的なセールのお知らせとか。 なんかまだタイムリーな気持ちでやってた頃はそんなのもやったがね。ああ、あと坐骨神経痛とかな。あれももういいだろ。そんなところだと思うけど。
前回も書いたけど、アマゾンで販売が終了しちゃったものでも、おまけ的に書いたんでまあいいか、というもの以外は可能な限りリンクなしの画像だけでも修正して行きます。今までやったところでは、あのハップ&レナード短篇集絶版になっちまってたな。 電子書籍で持ってるもんは画像も何とかなるけど、あれプリント版のみでアマゾンの古書販売のやつもう~ん、って感じで自分で作ったよ。あと、スプラッタパンクアワードとかもプリント版のみとかなくなっちゃったのもちらほら、という感じで特に最初にそれ 知るきっかけになったアンソロジーの『VS:X: US vs UK Extreme Horror』とかなくなっちゃったのは残念。
ただ嬉しい発見もあり、前回も書いたけど、もう終わったかと思っていたスプラッタウェスタンが復活!シリーズ的に並べて販売されていたのが一気になくなり、その後ぽつりぽつりと復活したものもあったけどぐらいのを見たのが最後で、今回の修正で いくつかそういうのを拾えればというつもりで検索したところ、全作復活の上昨年からは新作も結構出ているのを発見し、大変喜んだ。Wile E. Young / The Magpie Coffinの記事のところで全部並べといたけど、いずれもう少し詳しくやれるかな?というか スプラッタウェスタン3作目まで読んでるんだから書けだし、他のも早く読め。
その他にもスプラッタパンク系で、2021年に他のものとは一風変わったデザインのカバーで気になっていたのだけど、受賞作発表以前に無くなってしまっていたRoss Jeffery作品が復活。今度こそこのシリーズ読まねばと思っているところ。
こういう個人の作品は場合によっては自費出版で復活できる時代なのだけど、アンソロジーとかは難しいので、なるべく早めに手に入れておかんとな。
ちょっと現時点で後回しになってるコミック関連の記事も、なるべく早期に修正します。現時点ではこっちは小説関連の記事がメインになり、手前で進めて行くものとの関連で優先させなければならないぐらいの事情で。あとコミック関連の中には、続きを書く 都合などでそっちのサイトに転載すること考えてるのもあるので、いくらか余裕があって考えられるようなときにやろうかと思ってたりなど。コミックの方のサイトでは、現在最初にそれを始めるにあたって書いたページを削除してあります。なんだかその時の 状況や精神状態で、とにかく勢いで立ち上げようぐらいで色々混乱してたり、本来何故別のサイトまで立ち上げてやろうと思ったかがきちんと説明されてなかったり、など諸々で。あと、やっぱサラリーマン的思考みたいのに縛られてるような部分があり、 継続可能なプロジェクト的に示さなければならないというような考えが、自分がこれで食ってくというような形に見えてしまったりなど。もう少しでそっちも1周年なんで、その時に仕切り直すつもりです。

あと、こんなところで書くとちょっと大袈裟になり過ぎて申し訳ないかと思うのだが、一応書いといた方がいいと思うのでここで書くが、これまで下の方に載せてた戸梶圭太先生の作品の宣伝の方は、現時点では一旦中断します。先生は現在小説の方の創作活動は 中断し、アニメ制作に専念されているということなので。別にそれはそれで読まれるべき作品だし、いま書いてなくても読者を増やす助けになればぐらいで載せられるときは載せとこうかぐらいに考えていたのだけど、あれは正月動けないようなときだったか、 Xで先生が犯罪小説を書くのは人の一生の仕事ではない、というようなことを言ってるのを見てしまったりして。なんかさあ、余計な事言うやつ多かったりで面倒になったんだろうね。もう日本のミステリジャンルというようなところでほとんどこちらが 惹かれるようなものがない現在の状況では、先生は本当に貴重な存在であるのだが、本人が別のことをやりたくそれに集中したいのなら仕方ない。なんか自分がこういうことをやってるのが余計なことを誘発する可能性もあるかもしれないならやめといた方が いいだろということ。今までやったものに関してはこっちの話の流れもあるんで修正して戻しておきましたが、今後は中止ということにしました。戸梶先生のセンスは全面的に好きなので、アニメの方も観たいとは思っているのですが、なんか自分もう 毎日書かねば読まねばみたいになってしまっていて、なかなか何もせずモニター見ているようなことができないなんか動いてないと死ぬ魚みたくなっていたりなので。とりあえずそのうちぼちぼち観て、応援でもできればと思っています。それも余計か。 ともかく今はでも、今後ずっとでも自分の創作活動としてそれをやりたいなら、それで頑張って下さい。あーオレみたいな捻じれ曲がり切った奴が言ってもまともに聞こえんかね?すいません…。

過去10年を振り返って今と変わったことみたいなのを、まあ強制的に振り返らせられたりして考えてみると、10年前ぐらいは自分が推してるような本もいつか翻訳の機会を得て、日本にも広まればいいというような気持があったけど、今はそういう気持ちが 全くなくなっているというようなことかな、と思ったりする。
単純にいいものがあるから知らせたいと思っていたものが、やってるうちに日本で出ているこれはなんでこんな言われ方をするのか、なんでこんなことになってるのか、これが日本で出たならどう評価されるのか、などなど必然的に考えさせられ続けて いるうちに出てきたのがそういう結論なんだろ。
「ハードボイルド精神解釈」などという思い込み、考え方から、それに合致したものしか見ず、その考えに疑問を持ち他の考え方を模索する者すらいないまま、間違いに間違いを積み重ねてセニョール・ピンクへ行き止まった日本のハードボイルドに今更 先があると思う?
翻訳ミステリなどというものが終わるのも時間の問題だろ。何がそうさせたかと言えば、Jミスにないものを求めていたのが翻訳ミステリ読者だったのに、売り上げを伸ばすために「日本人の好みに合った」Jミスに合わせるような方向でランキングを作り、 海外ミステリを捻じ曲げて来た結果だろう。後は老人向けクイズ作品が細々と続き、残った読者に呼応するようにご臨終となるだろう。
既に翻訳というものに期待できる時代も終わり、海外の作品を読みたければ原書で読む以外方法はなくなってるんじゃない?
結局歴史的に見たって、外国から入って来た全然違う考え方・発想のものが色々なものを進化させてきたのだろうけど、もう今の日本じゃ小手先の「売れる/売れない」に阻まれて、残ってる僅かな部分を食いつぶして行くだけでしょ。
そんな望みのない国で面白いものが読みたいと思ってる人に、今後もいくらかでも面白いものを知らせられ続ければと思います。
って行儀良くまとめようとしてみたけど、ここまで書いたの読み返してみると、結局今でも一矢報いてやるー、でやってんのかもなと思った。そんなもんかもね。それで考えれば、また10年経てば状況好転してる可能性あるのかも?全然信じてないけど。またいくらか経って振り返って見れればいいのかもしれませんね。さすがに20周年とはいかんだろうけど、15周年ぐらいまでは頑張れるかもね。

本当はやっと立て直しというところで、なーんか10周年とか感慨にふけってる場合じゃないんだよな、と思い出したり。まあそこまで一所懸命頑張った10年でもないしな。
結構目の前ぐらいにも、それについて早く書かなければならない本が溜まってきているのですよ。早く次へ進まんと。
まあそんな感じで、有難うございました。つづく。

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