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2020年4月30日木曜日

巨匠パット・ミルズ未来史シリーズ 第2回 -ABC Warriors序章-

第1回やったのがずいぶん前で、久し振りどころかまだやんのか?感の巨匠パット・ミルズ未来史シリーズなんですが、まだやります!そしてその第2回はABC Warriors序章!
当初の構想では、あまり古いのばかり続けるのも何なんで、旧作新作を取り混ぜてという形を考えていて、第1回に2000AD創刊号から始まった『Invasion!』をやったんで、次は21世紀になってから出た、物語時系列的にも先のABC Warriorsの『The Volgan War』のつもりだったのですが、やっぱりまずABC Warriorsというのがなんなのかからやらなければならんと考え、予定を変更しました。えーっと、かなり前に…。で、やっと取り掛かることができたというわけです。まことにスマン。
で、具体的には、画像の過去のABC Warriors作品をコレクションした『ABC Warriors: The Mek Files』シリーズ第1巻の3分の1ぐらいまでに描かれている、ABC Warriors結成の経緯と共に、部隊メンバーの各キャラクターを紹介し、巨匠パット・ミルズ未来史の中心をなすABC Warriorsの物語をこれから語って行く序章としようというのが今回の内容であります。物語は第1回『Invasion!』でVolgan戦争の始まった1999年からほぼ1世紀後の21世紀末より始まります。さあ、これがABC Warriorsだ!

【前史 -Ro-Busters-】

何度かちょこまか書いているので、知ってる人もいるかもしれないが、実はこの『ABC Warriors』には、前史ともいうべき元になった作品があります。それが『Ro-Busters』。2000ADの姉妹誌として1978年に創刊されたが短命に終わったStarlordに掲載されていた作品です。世界一の富豪で人間の器官10%を残しロボットの身体になっているMr.10%ことHoward Quartzの運営するロボットレスキュー部隊Ro-Bustersにおける、Volgan戦争から帰還した元軍事用ロボットHammersteinと、毒舌ロボットRo-Jawsのコンビの活躍を描いたストーリー。実はこれは私もまだ未読で、2016年に『ABC Warriors』のシリーズとして描かれた『Return to Ro-busters』あたりで大まかなところを知ったぐらいなんすが、その辺の浅い知識で書き始めてもそこそこ長くなっちまうんで、ここはとりあえずそういうのがあったということだけ知っといてください。
前述のStarlordが短命に終わった後は、2000ADに掲載の場を移し、しばらくいくつかのシリーズが書かれた後、多分さらにパワーアップしたロボット・アクション物を造ろうという意図のもとに開始されたのだろうと思われるのが、『ABC Warriors』というわけなのです。多分。おそらくはその辺の事情について巨匠が語っているものもあると思うんだが、ちょっとまだ見つけていないんで曖昧な言い方になっちまってすまんが…。ちなみに描かれた順番は先ですが、この『Ro-Busters』はこれから書いて行く『ABC Warriors』の序盤の話よりは時系列的に後の物語となるので、とりあえずは後回しにしていずれまたでも問題ありません。…と思います、多分…。
そのような経緯を経て、『ABC Warriors』は1979年の2000AD Prog.119より始まります。

【ABC Warriors】

ではまずはABC Warriorsのメンバー紹介から始めましょう。画像はちょっと加工する必要もあるので、リンクではなく今回の『ABC Warriors: The Mek Files 01』からの無断借用なんですが、勘弁してくれるよね?オレ全力でABCの宣伝してるんだからさあ。



1). Hammerstein
2). Joe Pineapples
3). Happy Shrapnel
4). Mongrol
5). Deadlock
6). Blackblood
7). Steelhorn

以上が結成時のABC Warriorsのメンバーであります。いやーなんか楽しいねえ。こーやってずらっと並ぶ感じが部隊物の醍醐味じゃないでしょうか。こちらの作画は英国コミックの重鎮、Mike McMahon先生。『Judge Dredd』なども数多く手掛けた英国のコミック・レジェンドのひとりです。

Hammerstein

ABC Warriorsのリーダー。実はHammerstein型というのは大量生産のロボットで、Volgan戦争に大量に投入された中の数少ない生き残り。武器は右手のハンマー!左手で銃も撃てます。戦争の初期から生産されており、『Invasion!』に続くストーリーとして描かれている『Savage』にも登場している。
1995年のスタローン主演の映画『ジャッジ・ドレッド』にもカメオ出演でHammersteinの顔を付けたロボットが登場しています。ドレッドの兄弟で敵役のリコが乗って暴れるやつね。

『ABC Warriors』の物語は21世紀末、Volgan戦争終結に近いところから始まる。人間はもはや戦闘には参加せず、戦場は知能と意識を持ったロボット同士の戦いとなっている。軍曹として部隊を率い、依然続く泥沼の戦場で戦い続けるHammersteinへ、謎の司令官より新たな指令が下る。「新たなミッションのために必要なロボットを徴集し、部隊を編成せよ!」

最初の2体のメンバーは、Hammersteinの部隊で一緒に戦って来た信頼できる仲間から選ばれる。

Joe Pineapples

Balls Bazookaを使う射撃の名手。無口なロボットで、「N5」「J6」のような謎の略語しか話さない。優秀なスナイパーとして極秘の任務にも就いていたらしい。



Happy Shrapnel

古参兵おやじ型…?ロボット。激戦であった"H"-Dayの唯一の生き残り。いや、激戦の内容は知らんのだけど…。愛用の武器は敵から奪ったVolgan Kolt 45's!(Coltに非ず) ロボットであるのだが、愛用のブーツがかなり臭いらしく、度々ネタにされる。



ここまでは気心の知れた仲間だったが、ここから司令官が指名してくるのはいずれも一筋縄ではいかない曲者ばかりで、Hammersteinの任務はその準備段階から困難を極めて行く。

Mongrol

味方のロボットではあるが、どこの部隊にも属さず、一切の命令も聞かずただ一体で暴れ続ける暴走狂戦士ロボット。だがMongrolには彼をそんな暴走に駆り立てる悲しい過去があった。
空挺部隊に所属し、Volgan占領下の敵地へ向かったMongrol。だが作戦行動は失敗し、彼の部隊の乗った機は撃墜。Mongrolはパラシュートも開かぬまま落下し、地面に叩きつけられる。頑丈な頭部だけは生き残ったが、ボディは粉々に。Mongrolは意識を残したまま敵地でスクラップと化して行く。
その夜、激戦の跡を漁りに現れたスクラップ拾いがMongrolの頭部を拾い上げる。強欲な叔母の手伝いにスクラップの中を連れまわされる美しい少女Lara。彼女の両親は、占領時レジスタンスとして戦い、Volganの銃弾に斃れていた。両親の遺志を継ぐLaraは、深夜叔母の目を盗みスクラップから見繕ったパーツを使いMongrolを新たなロボットとして組み上げる。だが、心臓部であるモーターがどうしても稼働しない。
そこへ、Volgan軍のレジスタンス狩りが現れる。Mongrolは身動きできないまま、敵軍の情報を引き出すため、Volgan軍の駐屯地へと運ばれる。様々な手段を尽くしても一向に口を割らないMongrolに業を煮やし、高電圧の電流を流すVolgan兵。だが、そのショックがモーターを蘇生させ、Mongrolに強大なパワーを与える!
駐屯地を壊滅させ、Laraの許へ急ぐMongrol。しかし、既にLaraは叔母と共にVolgan兵に射殺されていた…。怒り、救い主であるLaraの復讐を誓ったMongrolは、Volgan兵を一人残らず抹殺するために暴走を続ける。

Mongrolの過去を知ったHammersteinは、彼を従えるには自分一体の力のみで屈服させる以外に方法は無いと悟り、仲間の力を借りず、単身でMongrolに挑む。だが、そこへVolgan部隊が急襲!Mongrolはただちに標的を変え、Volgan部隊へと突っ込んで行く。闇雲な攻撃から危機に陥ったMongrolをHammersteinが救出する。恩義を感じたMongrolは、当面部隊に加わることを承諾する。えーっと、前半の話が重かった割にあっさり仲間になったな、とか無粋なツッコミは止めようね。

Deadlock

謎の司令官より次に指名されたのがDeadlock。Deadlockは高性能のエリートロボット。軌道上を周回する衛星Watch-Towerに駐在し、常に戦況を監視し戦争犯罪人を発見すれば処刑を執行する権利さえ持つエリートロボット部隊の頂点に君臨している。あまりに性能が高すぎてオカルト的な思想まで持ち、タロットカードでWatch-Towerが隕石弾で攻撃されることも予知していた。
Watch-Towerが緊急降下着陸した地点へ向かうHammerstein達だったが、エリートロボット部隊はその手を借りるまでもなく、襲撃してきたVolgan軍を撃退する。そして、Hammersteinがこの地へ来た理由も目的も、既にタロットで予知していたDeadlockは、一対一の勝負で自分を降したらHammersteinの部隊に加わろうと告げる。
タロットでも敗北が予言され、そして量産型であるHammersteinはエリートDeadlockに全く歯が立たない。そして絶体絶命、処刑の寸前に、えーっと、根性的なもので予言を覆し、Hammersteinは勝利し、Deadlockを部隊に加えることに成功する。ちょっと端折っちまったが、オカルト的なやつとのバトルって説明し始めるとやたら長くなって、その割にわかりにくくなるんでその辺は察してくれよ。

Blackblood

次に候補として指名されてきたBlackbloodは、なんと悪名高い残虐なVolgan軍のロボット将軍!あんな奴とはとても共闘出来ない!と抗議するHammersteinだったが、謎の司令官は、捕獲後ロボット脳を改造し、悪の部分を取り除き再構築すれば強力な戦力になると、作戦を強行させる。ゲリラ戦に長けた狡猾なBlackbloodを捕獲するには、強力な銃による長距離射撃で一撃で行動不能にするしかない。優秀なスナイパーJoe Pineapplesの出番だ!
Volgan戦争の戦場を遠く離れた平和な南国の楽園ブーゲンビル島をBlackbloodの部隊が襲撃!Hammerstein達もただちに現地に上陸する。島のミッションスクールで、Volgan戦争終結後の平和な時代を築くべく子供たちを指導していた女性教師を、Hammerstein達は瓦礫の下から救い出す。子供たちはみんな殺されてしまった…。彼女はHammerstein達へもVolganと同様の破壊のための機械と罵る。Blackbloodが潜むジャングルの奥地へと女教師を護りながら進むHammersteinとその部隊。ついに発見したBlackbloodは島の生き残りの子供を盾に逃亡を謀る。Joe Pineapplesの精密な狙撃がBlackbloodを無力化し、子供の救出にも成功する。だが、自分たちの作戦目的としてBlackbloodを破壊せずに回収するHammersteinに女教師は再び憎悪の目を向ける。
そして、回収されたBlackbloodはラボに運び込まれ頭脳改造されるのだが、とりあえず敵対的な意思はなくなったのだけど、性格はあんまり変わんない感じに…。

Steelhorn

最後の候補であるSteelhornは、絶対に破壊されない特殊金属のボディを持つ、数々の戦功を立てた歴戦の勇者である。だが、Volgan戦争は終結。目的を失い、度重なる戦闘に嫌気がさし、すっかり平和主義者となったSteelhorn。Hammersteinは彼を兵士に戻すには軍隊式の活を入れるしかないと考える。具体的には右手のハンマーでぶん殴る。だがSteelhornは一切無抵抗で殴られるまま。もちろん無敵のボディはびくともしない。任務を離れれば、Steelhornの考え自体には同意するところも多いHammersteinは説得をあきらめる。
Steelhornはロボット退役センターへ向かい、武器を返還し、これからは消防士として働きたいと、申し出る。係員に案内され、指示されたドアを開け入るSteelhorn。だが、そこは灼熱の溶鉱炉だった!ロボット退役センターの真の姿は、Volgan戦争後、不要になった戦闘用ロボットを騙し、安全に処分するリサイクルセンターだったのだ!真実を悟り憎悪に燃えるSteelhorn。しかし無敵のボディも溶鉱炉の熱には敵わず、彼の身体は溶解して行く。だが、溶解した液体金属となってもその意識を残したSteelhornは、その体のまま溶鉱炉から這い上がり、彼を欺いた人間たちに報復の手を下す。
その頃、一旦は諦めたが、Steelhornの先行きに漠然とながら不安を感じたHammersteinは、彼の向かったロボット退役センターを訪ねる。そこは既にSteelhornの報復により出火が始まっていた。Steelhornの姿を求め、建物内に入ったHammersteinは残されたファイルから退役センターの真の目的を知り、怒りに震える。自身に這い寄って来た液体金属をSteelhornと気付いたHammersteinは、それを回収し、基地に戻り内部を一定の高温に保てる特殊容器に保存する。だが元の身体を失いノイズを発するばかりの彼とコミュニケーションをとることができるのか?奴の発するノイズは俺の身体の中に響く怒りと悲しみと同じだ。俺には奴の声が聞こえるぞ!そう語るMongrolが彼の世話役を買って出る。こうして最後の一体、Steelhornが部隊の一員となる。ちなみにSteelhornの元の姿が右の画像です。

かくして7体のロボットは集められ、極秘ミッションのための部隊は結成される。そして、彼らが臨む極秘ミッションとはいかなるものであるのか?えー、それは近日登場予定の巨匠パット・ミルズ未来史シリーズ 第3回にて。なるべく早く書くつもりではいますんで、気長にお待ちください…である。

ABC Warriorsとは何か?Atomic、Bacterial、Chemicalといった兵器が使用される現代から未来の戦場での戦闘のために造られた戦闘用ロボット軍団である。実はこの物語の序盤のVolgan戦争時代には、Volgan軍に対抗する連合国のロボット軍団はすべてABC Warriorsと呼ばれているのだけど、まあシリーズタイトルだし、これ以降はこのHammersteinの部隊のロボットの呼び名となるんで、ABC Warriorsとはこの部隊メンバーという感じで理解してもらって大丈夫かと思います。現在進行中のシリーズでは、この結成当初のメンバーとは少し違っちゃってるのだけど、誰が去り、誰が加わるとかは、いずれ話の展開と共に解説して行ければというところです。

今回の話が収録されている『ABC Warriors: The Mek Files 01』は、2010年に最初に単行本としてまとめられたTitan版の『The Meknificent Seven』出版の際に描き下ろされたプロローグから始まる。前述の『Ro-Busters』と『ABC Warriors』を繋ぐというような内容で、『Ro-Busters』時代のHammersteinがVolgan戦争の戦友と共に戦没者墓地を訪れるというもの。墓地には戦争の英雄を称える勇壮な彫像をかたどった墓石が立ち並ぶ。だが、それはすべて人間の英雄たちのものだ。Volgan戦争で前線に立って戦い、そして倒れて行ったすべてのロボットたちに与えられたのはただ一つのちっぽけな墓石だけ。そして、そこからHammersteinが自分たちの闘いを回想する、という形でABC Warriorsの物語へと続いて行く。
このようなロボットが人間とその社会を護るために闘うが、それは決して報いられず、しばしば冷遇と差別を受けるという構図は、これまで紹介したストーリーの中でも度々現れているように、シリーズの一つの重要なテーマとなるものである。現行のシリーズでもこれは一貫して続いており、Clint Langleyによる作画では、ロボットたちのシャープで美しい造形に対し、人間はしばしば何か形の曖昧な歪んだモンスターのように描かれたりもする。
1979年に開始されたこのシリーズに少し先立ち、日本でも『鉄腕アトム』(手塚治虫の、とか書いとかないとわかんない人いるのかな?)のいくつかのエピソードや、石ノ森章太郎『ロボット刑事』などでも描かれていたテーマである。社会情勢や時代風潮みたいな考え方もあるだろうけど、まだロボットがどうやって人間のような知性、感情、意識を持つかということが技術的にあまり具体的でなかった時代に作られた話で、その後、いかにしてそれらを実現するかが技術的にも理論化や具体化されてくる時代となってくると、そこからそういう方向で話を作るということが難しくなっていったのかもしれないな、と考えたりもする。

Atomic、Bacterial、Chemicalと、大変物騒なのだが、また時代性みたいなことで関連付けて言うと、この時期の英国2000ADのSF未来戦争観は本当に狂っていて、例えば敵味方双方が化学兵器・細菌兵器を使いまくり人間が防護服なしでは生存不可能になった惑星の戦場が舞台の『Rogue Trooper』というようなものもあり、また看板作品『Judge Dredd』も核戦争後に荒廃した世界で周囲を不毛の地に囲まれた巨大都市での物語だったり、核戦争後に生まれた被差別階級のミュータント達の唯一の仕事が危険な賞金稼ぎという『Strontium Dog』などといったダークな名作がそろっている。様々なベトナム戦争映画からインスパイアされたという狂気のSF戦記『Bad Company』なんていうのもあるぞ。掘って行けばまだ凄いの色々と出てきそうだなあ。一味違うダークで骨太のSFコミックが好きなら是非2000ADを探してみるべし!旧作のみならず、毎週発刊される新作についても語って行かなければならんのだが、なんかその辺中断してしまったままで大変申し訳ない。なんとかせねばと日々思ってはいるのだが…。まあとにかく私がこれまで書いたものは当ブログ2000ADの関連記事などを見てやってください。このデジタル時代に身近となった2000ADのファンが日本でも一人でも増えるように。

長い年月にわたって描き続けられてきている『ABC Warriors』なのだが、2007年の『The Volgan War』より巨匠パット・ミルズは『ABC Warriors』とそれにつながる他のシリーズの統合、再編成へと乗り出している。それがこの巨匠パット・ミルズ未来史である。えーと、英国その他ではミルズヴァースと呼ばれてるんだけど、日本のSF者的には絶対「未来史」の方が燃えるので、個人的に「未来史」をゴリ押しする!で、本当は現行シリーズの『ABC Warriors』や『Invasion!』後のVolgan戦争『Savage』などを中心に語って行かなければとは思うのだけど、やっぱ元がわからんとなあ、という感じで今回も過去作となってしまい、次もこの続きという流れになってしまうのだが、何とか早く旧作新作取り混ぜという方向に持って行きたいと思っております。もっと早くガンガン書いて行かねばと、日々思っております。
では最後にお約束の、と言ってもまだ2回であんまりその体をなしてないんだけど、巨匠パット・ミルズ未来史年表です!

巨匠パット・ミルズ未来史
1999年 Volgan共和国がイギリスを侵略。
Bill Savageレジスタンスとして立ち上がる。
21世紀末 Volgan戦争終結。
新ミッションのため、Hammersteinを隊長とする新部隊が結成される。


うーん…、もうちょい頑張らないと年表には見えないなあ…。あと今回もAmazonではいまいちちゃんと揃わないんでリストの方は2000ADのウェブショップから。第1回の再利用ですが、決して手抜きだけが目的ではありません。はい、手抜きもちょっとあります。購入はアプリショップからの方が便利なので、GET THE APPのところからお使いのやつを探してみてね。あと、『ABC Warriors: The Mek Files』シリーズは、01~03が旧作で、04は「The Volgan War Book」の1と2収録で、リストの中でダブっちゃってるのでご注意ください。


いやー、なんかホント大変ですね。いくら私がアホでもさすがにネタにする元気も出んわ。いや、空気読みの自粛じゃなくてね。ビクビクしながら通勤して、一日中マスク着けてみたいなのが続くとホント疲れます。でもなんか仕事存続しただけでも幸運と思うべきなのかな。まあ仕事の方も12連休になったんで、ここで少しブログの方も頑張れれば、と思ってるのだけど、え?もう半分過ぎた?ワシタイムスリップとかした?とぼんやりしとるうちに時間も過ぎて行くんで少し気合い入れて頑張らんとね。
なんか力の抜けた感じなんで、何か最近の楽しいお話を、と考えて思いついたのが少し前で今年の一月なんだけど、かの『カラテ地獄変』三部作と並ぶ梶原一騎の最狂作と言われつつ、永らく絶版になっていて、遂に昨年秋電子版で復刊された『人間兇器』がセールになってたんで、全23巻を一気に726円で大人買いしました!でも726円って大人買いなのかニャー?ちなみにいまだ未読です。積みマンガが山ほどあります。先に『実験人形ダミー・オスカー』を全巻読破しなければ。古いのばっか読んでられないし、と思ったら今回の『ABC』も旧作かい。まあいいや。なんかボンクラなことで元気出してみんなボチボチ生き延びてくださいね。私もボンクラでも大丈夫の見本となれるようぼんやりサバイバルして参ります。では、またね。多分次もあるよう。


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■Savage

Invasion!

Savage: Taking Liberties

Savage: The Guv'nor

■ABC Warriors

ABC Warriors: The Mek Files 01

ABC Warriors: The Mek Files 02

ABC Warriors: The Mek Files 03

ABC Warriors: The Mek Files 04

ABC Warriors: The Solo Missions

ABC Warriors: The Volgan War Vol. 01

ABC Warriors: The Volgan War Vol. 02

ABC Warriors: The Volgan War Vol. 03

ABC Warriors: The Volgan War Vol. 04

ABC Warriors: Return to Earth

ABC Warriors: Return to Mars

ABC Warriors: Return to Ro-Busters

■Ro-Busters

Ro-Busters Vol 1

Ro-Busters Vol 2

■Nemesis The Warlock

The Complete Nemesis The Warlock: Volume 01

The Complete Nemesis The Warlock: Volume 02

The Complete Nemesis The Warlock: Volume 03

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