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2018年9月3日月曜日

2018 スプラッタパンク・アワード 受賞作品発表!

先月末8月24~26日、テキサス州オースティンにて開催されたキラーコンにて、第1回にあたる2018 スプラッタパンク・アワードの各賞受賞作が発表されました。ちょいとお盆明けからの残暑バテで遅れてしまったのだが、取り急ぎ各賞受賞作についてお知らせいたします。
まず、スプラッタパンク・アワード及び2018年度のノミネート作品についてはこちらから(2018 スプラッタパンク・アワード ノミネート作品発表!)。ちょっとこちらがいっぱいいっぱいでお知らせもできなかったのですが、春頃だったか主催者の一人Brian Keeneが詳細は不明なのだけど何かの事故で大火傷を負い、心配した有志により治療費の募金が募られるほどの事態に陥ったりしていたのですが、その後は順調に回復し、Keeneも出席し無事に発表が行われたようです。
そして第1回スプラッタパンク・アワードの栄冠を勝ち取った作品は、以下の通り!

2019 Splatterpunk Award

【長編部門】

  • WHITE TRASH GOTHIC by Edward Lee (Deadite Press)
  • CONTAINMENT by Charlee Jacob (Necro Publications)
  • EXORCIST FALLS by Jonathan Janz (Sinister Grin Press)
  • THE HEMATOPHAGES by Stephen Kozeniewski (Sinister Grin Press)
  • SPERMJACKERS FROM HELL by Christine Morgan (Deadite Press)

【中編部門】

  • HEADER 3 by Edward Lee and Ryan Harding (Necro Publications)
  • THE BIG BAD by K. Trap Jones (Necro Publications)
  • DAMN DIRTY APES by Adam Howe (Thunderstorm Books)
  • KILLER CHRONICLES by Somer Canon (Thunderstorm Books)
  • THE LUCKY ONES DIED FIRST by Jack Bantry (Deadite Press)

【短編部門】

  • “The Tipping Point” by Jeff Strand, from Everything Has Teeth (Thunderstorm Books)

  • “Dirty Desk” by Jeffrey Thomas, from Chopping Block Party (Necro Publications)
  • “Extinction Therapy” by Bracken MacLeod, from Splatterpunk Fighting Back (Splatterpunk Zine)
  • “Melvin” by Matt Shaw, from Splatterpunk Fighting Back (Splatterpunk Zine)
  • “Molly” by Glenn Rolfe, from Splatterpunk Fighting Back (Splatterpunk Zine)


【短編集部門】
  • GORILLA IN MY ROOM by Jack Ketchum (Cemetery Dance Publications)
  • 2017: A YEAR OF HORROR AND PAIN, PART ONE by Matt Shaw (Amazon Digital Services)
  • EVERYTHING HAS TEETH by Jeff Strand (Thunderstorm Books)
  • THE GARDEN OF DELIGHT by Alessandro Manzetti (Comet Press)

【アンソロジー部門】

  • SPLATTERPUNK FIGHTING BACK, edited by Jack Bantry and Kit Power (Splatterpunk Zine)
  • CHOPPING BLOCK PARTY, edited by Brendan Deneen and David G. Barnett (Necro Publications)
  • DOA III, edited by Marc Ciccarone and Andrea Dawn (Blood Bound Books)
  • VS:X: U.S. VS U.K. EXTREME HORROR, edited by Dawn Cano (Shadow Work Publishing)
  • YEAR’S BEST HARDCORE HORROR VOLUME 2, edited by Randy Chandler and Cheryl Mullenax (Comet Press)

【J.F. GONZALEZ LIFETIME ACHIEVEMENT AWARD】

  • David J. Schow
というわけで、まずはこのジャンルでは大御所になるエドワード・リーが長編(Novel)、中編(Novella)部門の2冠を達成。やっぱりエドワード・リーって偉大なのですね。中編の『HEADER 3』は原案ぐらいのところなのかもしれないけど。その他、短編部門がジェフ・ストランド、短編集部門が故大ジャック・ケッチャム先生と、終わってみると日本でも少なくともアンソロジーや共作みたいなところで名前だけでもわかるあたりが並びました。
第1回スプラッタパンク・アワード、果たしてどのくらいの盛り上がりや手応えがあったのかは不明ですが、今後も第2回、3回と長く続きこのジャンルの盛り上げに貢献していってもらいたいものですね。ホラーと一口に言っても、吸血鬼ものだったり、悪魔とかの宗教ジャンルだったり、ゴーストものだったりがメインストリームで、やっぱりその辺のファンからはちょっと見下されているというのがこのスプラッタパンクというところなのではないかなと思います。まあアメリカでどうかはわからないけど、日本国内的な見方ではそのあたりではないのかな。日本国内的にミステリ内におけるハードボイルド/ノワールジャンルに近いポジションでもあり、そっちのファンである私としてはそういう意味でも余計に親近感がわき、応援せねばと思うジャンルであります。まあそんなこと置いといても、こっちに近いいい作家も多いわけだしね。どうにも力不足にもほどがありすぎぐらいのレベルですが、何とか草の根的にでもできる限りこのジャンルも応援して行きたいと思っております。とりあえず、せっかく決定した受賞作、なるべく早い機会にできるだけ読んでいきたいと思うところです。まず長編部門エドワード・リー『WHITE TRASH GOTHIC』については、今読んでる本読み終わったら次に読んで、なるべく早く書く予定。なんだけど中編の『HEADER 3』がな。まだ『2』を読んどらんのだよね…。いや、ずーっと読もうと思ってたのだけど。そんなわけで、それだけはまだしばらく先になるとは思いますが、短編やらアンソロジーについてもなるべく早く読みたいもんだなあ、とは思っています。とまあ、毎度おなじみのとにかく読みたいんだよなあモードになってきた辺りで、今回はこの辺で。心ある人はこのやる気満々のスプラッタパンクジャンルを一人でも多く応援してやってくれよう、というところです。
今回は、アマゾンへのリストは省略させてもらいましたが、一応受賞作については画像からアマゾンのKindle版商品ページに行けるリンクはついています。ただ、ノミネートのお知らせ時にも書いたようにケッチャム『GORILLA IN MY ROOM』だけは限定版出版で、Kindle版はなく、プリント版も日本のアマゾンからは購入できないのでリンクはありません。その他のノミネート作品については、ノミネートのお知らせの回にリンクのリストがあります。


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