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2021年2月28日日曜日

Black Op -バンド・デシネ エスピオナージュ大作-

またしても結構久し振りになってしまったコミックの方なのですが、まだまだやります。今回はフランス発エスピオナージュ作品のバンド・デシネ、『Black Op』の登場です!

フランスのバンド・デシネのパブリッシャーでは多分そこそこは大手だと思われるDargaudより2005年に発行。そして2015年にはEurope Comicsより英訳版が発行され、Comixologyにて販売中。今回は画像もComixologyから。 バンド・デシネのサイズである約50ページで、全8巻が刊行されています。バンド・デシネに対して、この「巻」という言い方が適当なのかは不明なのだけど、とりあえずあちらではよほど特別な作品でない限り 更にこれらを合わせた単行本というような形式の物が発行されることはなく、基本的にはこの50ページほどの物が最終形態となってるようなので、こちらではそいつを「一巻」という単位で記述しておきます。 ちなみにアメリカのコミックについては、日本では第○○号という感じで「号」が単位とされるのが通例であり、25ページぐらいの一話が表紙を付けた形で販売されているので、その呼び方が適当だと思うのですが、 マーベル、DCなどのシリーズ物以外をTPB単位ぐらいで説明するときにはなんかしっくりこないんで、その辺はアバウトに一話、二話という形で書いたりしております。
ストーリーはStephen Desberg、作画はHugues Labiano。とりあえずこの辺はあんまりよくわかんないまま書き写してるだけだが、 後ほど出来る限りは探って行きますので。

まず始めに説明しといたほうがいいのは、とりあえず全8巻と紹介しましたが、うち前半6巻が無印『Black Op』、後半2巻が『Black Op Season2』に分かれています。 おそらくは全6巻『Black Op』が好評で、続いて発行されたのが『Season2』なのだろうと思われますが、実は両者のストーリーは連続していたりするものではありません。 とりあえずは別々にストーリーを紹介して行きます。

【Black Op】

2003年 アメリカ フロリダに一人の老人が現れる。金髪の青年を相棒に従えた彼は、近年に行われた大統領選挙における不可解な票の動きについて調査している。 的確で手段を問わない彼の調査は、それを画策した法律事務所を探り当て、更にその背後に潜むロシアン・マフィアの息がかかった不動産会社をあぶり出す。
ロシアン・マフィアが何故アメリカの地で大統領選の票操作に加担する?
だが、その疑問が浮かぶと同時に敵も彼らの動きを察知し、組織の者を送り込んでくる。
相棒と二手に分かれ、銃を持った追跡者をやり過ごした老人。だが、更にその成り行きを物陰から観察していた男が、老人に銃を突きつける。
「動くな!CIA管轄下の極秘任務として、あらゆる介入を阻止すべく命じられている…」
だが、老人はそう告げる男の腕をひねりあげ、難なく銃を奪い取る。
シグ・ザウアー。CIA、FBIの官給品か。そして老人は路上に跪くCIAエージェントに告げる。
「お前らのボスに伝えろ。Floyd Whitmanが戻ったと。」

Floyd Whitman。死んだはずの男が帰ってきた。

1945年6月。ヨーロッパ戦線で戦った父の帰還を待つFloyd Whitman少年の家の前に、一台の軍事車両が停まる。だが、それに乗っていたのは父ではなく、無情な報せを告げる軍からの使者だった。
「君の父を殺したのはナチではない。君の父は裏切り者の共産主義者による最初の犠牲者となった。これから奴らとの闘いが始まる。そして我々はその闘いに必ず勝利する!」
こうして、少年Floyd Whitmanの胸にはこの国が迎えた新しい戦争への思いが深く刻まれることとなる。成長し、優秀な成績で大学を卒業したWhitmanはCIAへとその歩みを進める。

Whitmanには少年時代から共に育った親友がいた。Trent Jackell。Whitmanと共に同じ大学へ進学し、同じくCIAへと進む。
学業の成績、スポーツなどにおいて常にWhitmanに一歩遅れ、隠れたコンプレックスを抱きながら友情を育んできたTrent。だがCIAでは、裕福な権力者の家系に育ったTrentが本部局員となる一方、 Whitmanは現場の情報員へと道が分かれる。

1965年、Whitmanはインド ニューデリーにて初の海外任務に就く。同地で彼はKGBとつながりを持つと目されるロシア人Valden Nechkovとの接触に成功する。 相手もWhitmanの素性を察知しており、何度かの接触の後に取引を持ち掛けてくる。
Nechkovは政治信条より自身の利益-金-を優先する男だ。
Nechkovとの関係を深めるうちに、Whitmanはソ連邦内のロシアン・マフィアへの足掛かりを掴んで行く。 やがてその道はWhitmanと親友Trentを東西冷戦下におけるCIAのひとつのブラック・オペレーションへと導いて行くことになる…。

Whitmanは何故「死んだ」のか?
そして、2003年の現在何故戻ってきたのか?

やがて、Whitmanの前には様々に形を変えた「過去」が姿を現して来る。
かつての友、共謀者、そしてかつて愛した女…。

1945年東西冷戦の幕開けから、20世紀末の終結、そして21世紀までにわたる愛憎のエスピオナージュ大作!

[Comixology 『Black Op』#2 プレビューより]

ちょっとわかりやすいように整理して説明してきたのだが、実はこの物語、現在である2003年と、1945年から始まるFloyd Whitmanの人生が短い数ページのエピソードで交互に語られるという形で進行して行く。 こういうのを見たことあるだろう。そう、アレだ。セルジオ・レオーネ監督、デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン 出演の1984年映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 である。別に私の思い込み推測とかではなく、この作品は明らかにあの映画を意識して作られている。エスピオナージュ版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』である。
主人公Floyd Whitmanは2003年の現在では、ほぼ70歳近い老人。しかし、あらすじ内にも書いたように、現在でもCIAの下っ端エージェントぐらいなら軽くいなせる力を残している。 そして更に元ネタである『ワンス・アポン~』と違っているところは、そちらの主人公が理由もわからず過去に呼び戻されたのに対して、この物語の主人公Whitmanは自らの意思で戻ってきた という所だ。死んだはずの男が戻ってきた、と言えば、まあ大抵の人はもう察しているように、その目的は復讐である。 現在と過去が交互に語られるストーリーを読み進めて行くうちに、彼の目的とその理由も次第に明らかになってくる。
東西冷戦下にもしかしたらあったのかもしれないCIAのブラック・オペレーションをめぐる、読み応えのあるエスピオナージュ大作である。

【Black Op Season2】

前述の通り、こちらはSeason2となってはいますが、先の『Black Op』とは全く関連のないストーリーで、そちらと共通するキャラクターなども一切登場しません。 唯一共通するのが、CIAによるブラック・オペレーションを描いたストーリーだということ。おそらくは『Black Op』が好評で、続編となるものは作れないけれど、 同じようなテイストを持ったものでシリーズとして続行できないかという意図により作られた作品だと思います。

『Black Op Season2』の舞台となるのは、世界にオイルショックをもたらすことになる第四次中東戦争前夜のイラク。一組の夫婦を装ったCIAエージェントがオイル・カンパニーの取締役という肩書を偽装し、 テヘランへやってくる。
夫はSol。CIAの任務でベトナム戦争の地上部隊に同行し、情報収集の任に当たっていたが、泥沼の戦場の中で自らの職務に対しても疑問を抱き始めている。
妻はJanine。ヒッピー・コミュニティーに潜入して情報収集活動に当たっていたが、FBIの潜入捜査官に正体を勘付かれ、違法行為であるCIAの国内での活動を隠ぺいするため、捜査官を 殺害するという失態を犯した直後の任務。
噛み合わず、反目しながら任務にあたる2人だったが、当地で動くうちにある計画が進行中なのではないかという疑いを抱き始める。だがその報告は、担当指揮官の段階で一蹴され、本国まで届くことはない。
また一方で、様々な失敗から無能の烙印を押され、モサドから放逐されたが、返り咲きのチャンスを求めイラク内で独自に情報収集を行っていた元工作員Mosesも同様の動きを察知し始めるが、 情報局内で完全に信用を失っている彼の言葉にとり合う者はいない。
CIA局員Solのなかでも、曖昧な疑いは確信に近付いて行くが、一向に本国まで報告が届く様子のない状況に焦りは強まってくる。そしてそのうちに、この動きは意図的なものであり、 この情報がアメリカ本国に伝わることを望まない勢力が存在するのではないかという疑いを抱き始める。
そしてその間も、世界を震撼させることになる事態勃発の時は、刻一刻と近付いてくる…。

[Comixology 『Black Op』#8 プレビューより]

アメリカ、イスラエルが政治・軍事的な視点から起ることを予期していなかった侵攻が実行された裏には、このような動きがあったというのは、なんか色々な説や、もしかしたらそれを題材にした 小説作品などもあったりしそうだが、生憎当方はそっちの方はあんまり明るくないんで知りません。そこんとこで話拡がらないのは申し訳ない。ル・カレぐらいはなるべく全部ぐらい読みたいとは 思ってんだけど…。
こちらは無印と違い時間的にも短いスパンの中での物語なのだが、同様に短いページでキャラクター・場面転換があり、少し複雑で説明過多になりそうなストーリーをテンポよく読ませます。 結末は、多分小説作品などで書かれたとしても米英や日本ではこうならず、この辺がフランス味かな、と思ったりもしました。

フランスには、かつて日本でも創元推理文庫から60作が翻訳されたSAS/マルコ・リンゲ・シリーズ(仏本国では2013年に全200作をもって完結)があるように、エスピオナージュ、スパイアクション・サスペンス物は 人気のジャンルなのでしょう。Comixologyでバンド・デシネ作品を眺めていても、結構それに属すると思われる作品が多く見られます。まだまだそっちの方手つかずで言うのもなんだけど、 その手の中でも結構硬派に属する作品ではないかと思われ、その辺が高く評価されたのではないかと思います。

作者チームについてですが、まずストーリーのStephen Desbergについては、英語のウィキペディアもありました。2010年にはフランスのコミック界のベストセラー作者10位にランクされたたそうで、 BD界では英語圏でもウィキペディアが作られるレベルの著名な作家なのでしょう。1954年ベルギー、ブリュッセルでアメリカ人の弁護士の父とフランス人の母の間に産まれまる。 父がMGMのベルギー、ルクセンブルグ、オランダへの配給責任者となった関係もあるのか、子供の頃はアメリカ映画で育った。大学では法律を学んだが、コミックの道へと進むことになる。 えーと、この辺からがちょっと自分の方にBDの知識がなさ過ぎて、出版社などの説明が不可能…。申し訳ない。かなりスローペースですが勉強中です。子供の頃親しんだコミック雑誌として Spirouという名前があり、こちらは英語のウィキもあり、ちょっと見てみたのだが、週刊誌なのだけど、8ページとかで内容もショートストーリーやギャグ物ということで、 日本ともアメリカとも随分違う環境だったように思われます。DesbergもこのSpirouからキャリアを始めているので、やっぱり初期の頃のはショートコミックだったのでしょう。 デビューが1978年で、その後子供向けの物からグラフィックノベルという方向で進んで行くようなのだが、この辺でもやっぱりこの時期のBDの変遷みたいな知識がないとちゃんと説明できなそうです。 すんません。Spirouを出しているDupuisという出版社とはDesbergも付き合いが長く、色々な作品を出版しているようです。Dupuisという所も、そちらの薄い週刊誌の他にも多くの グラフィックノベルを出版しており、Comixologyでも多数販売されています。そちらも英語のウィキがあるし、その辺をBDの歴史みたいのと照らし合わせて行ったりすれば、もっと BD知識付くんじゃないかなあ。まあワシの勉強法なんてそんなもんなので。今回はとりあえず、ベルギーの子供は少なくとも60~70年代頃はアメリカのより薄い週刊のマンガを読んでたらしい、 というあいまいな知識が付きましたね。そんでStephen Desbergさんは70年代後半ぐらいから活躍してるBDの著名なライターということです。
[Comixology 『Black Op』#3 プレビューより]

作画のHugues Labianoについては、フランス語のウィキしかなかったのですが、Europe Comicsのホームページの方に英語の紹介ページがありました。 1963年フランス、バイヨンヌ生まれ。1992年より活動を始めているということで、こちらもなかなかのベテラン。フランス出身ではあるのだけど、デビューはスペインだったそうです。 なんか日本からだとごっちゃにしがちだけど、スペインのコミックは、フランス・ベルギーなどを中心とするBDとはちょっと別の系列らしい。この辺についてはまだ勉強中。 まあ根本的に怠け者なのがいかんのだが、この辺勉強することホント多いなあ。その後フランスに戻り、97年にJean Dufauxとのコンビで『Dixie Road』を作画。 この作品で受賞歴もあるので、こちらが代表作ということになるのかな。こちらは現在Europe Comicsからの英語版も出ていて、Comixologyで読めます。 その後はフランスにて様々なジャンルの作品で活躍ということ。
画風は、ご覧の通り、シャープな線で人物、情景をリアルで緻密、正確に描き出して行くというもの。これまでまだ読んだものは少ないが、一般的にはBDは日本のマンガと比べ 1ページ内の情報量がかなり多い。具体的にどう多いかというと、文字量も多いのだが、根本的にコマ割りが小さい。例えば日本のマンガではページによって違っても 平均6~7分割がベースだとすると、BDのベースは9かそれ以上という感じ。今回書いていてフランスやベルギーでは8ページの週刊漫画誌を読んでいるというのを知って、 今、その流れからくるものなのかもと気付いたりしたのだけど。で、この作品も日本の感覚からすると、かなり小さくコマを割っているのだけど、 その一つ一つが非常に緻密に描かれている。おそらくこれは手描きなのだろうけど結構拡大してみても線の粗は見えなかったので、そもそもがBDの原稿というのが かなり大きいのだろうな、ということも想像できたのだけど、それでもやっぱり結構小さい画も緻密に描かれているなあ、と感心して読んでいました。 まあデジタル時代の昨今「元の画の大きさ」みたいなのはあまり意味は無くなってきているのだろうけどね。
かなり個人的な感想だけど、その正確で緻密なタッチから、『サムライ・ノングラータ』の 谷口ジローによる作画を思い出していました(原作:矢作俊彦)。フランスのコミックから深い影響を受け、ペンネームもジャン・ジローから付けた谷口ジローの作画が、 BD作品と共通点があるなんていうのは当たり前かもしれないけど、なんか自分的には一回りして逆側からつながったという気がしたんすよね。
『サムライ・ノングラータ』は1991年の矢作俊彦-谷口ジローの黄金コンビによる傑作。矢作作品のカバーを多く手掛けている谷口なのだけど、マンガとしての合作は この一作きりという大変貴重な作品。永らく絶版でしたが、現在は電子書籍版がフリースタイルより出版されています。ただこれ、発行日が2016年になっているのだが、 2018年に引っ越した際埋もれていたプリント版を発掘し、これちゃんと電子書籍出てんのかなあと思って検索してみた時には見つからなかったのだけど? 時々電子書籍の発行年月日ってよくわからないよね。

最後に版元であるDargaudについて、また英語のウィキを見てかなり手探りで書いときます。まあワシ的には今後のBD学習に役立つと思うので。 Dargaudを創立したのはGeorges Dargaudという人。元は広告代理店のブローカーだったということだが、なんかとりあえず今の日本から見るとものすごくろくでもなくいかがわしい仕事してた人に見えるな。 そういうわけじゃないんだろうけど。奥さんと一緒に1936年にDargaudを設立。43年にはコミックの出版を始める。1948年、Dargaudはベルギーで有名なTintinを発行するRaymond Leblancと接触。 LeblancはフランスにTintinを売り込むべく、様々なパブリッシャーと接触していたのだが、The Adventures of Tintinの作者Hergéが戦争中ナチスが関わる新聞でTintinを描いていたことから 協力者とみなされ、ことごとく断られていたというところ。Dargaudはそんなの関係ねえ!とフランスでのTintinの発行を敢行。その後のDargaud躍進の礎を築いたのであった。[つづく]

いやつづくじゃないだろ。だがまあかなり情報盛りだくさんでこっちがお腹いっぱいになっちゃったんで、今回はこのくらいでいいじゃろ。とりあえず今回はいつもComixologyで 見てたDupuisやDargaudが随分歴史のあるパブリッシャーだったんだな、と初めて知ったりもした。その辺からいっぱい出てるんでまた続きを勉強する機会もあるからさ。 ちなみに後半名前の出てきたTintinというのは日本でもお馴染みの『タンタンの冒険』シリーズのあの永遠の変な寝ぐせ野郎ね。初登場が1929年ということで、日本の子供が のらくろや鳥獣戯画を読んでる頃、ベルギーの子供はあーゆーの読んでたんだね。いや、鳥獣戯画は違うんじゃないか?1929年といえば、ダシール・ハメットの『血の収穫』が 出た年でもあるね。いや、これはチャンスがあったらいつでも言いたいだけなのだけど。今回調べてみて、実は日本でこの『タンタン』シリーズが絵本という体裁で 全巻翻訳されているのを初めて知ったよ。\すげえ/

結構前にバンド・デシネについてもやりまーす、と言って、何とかここでやっと一回というところなんですが、まあなんかこんな感じで適当に面白げなのをひっつかんで語り、 ゆる~くバンド・デシネ知識なんかも深めて行ければなあ、と思っております。Comixologyでは、この辺が抜けてるんだよなあと思っていたエンキ・ビラルやフィリップ・ドリュイエ なども英Titan Comicsよりそれぞれのライブラリーという形で英訳版の刊行も進み、バンド・デシネについても新旧かなりの作品がいくらかお手頃な英訳版で読めるようになってきております。 これはなんとしても片っ端から読まんとなあ。そういえば英訳バンド・デシネのCinebookも英国のパブリッシャーだし、バンド・デシネについては米国より英国の方が関心も高いのだろうね。 私のバンド・デシネ学習については完全にそっち頼みの英語版のウィキなんかも主に英国の人が作ってくれてるのかもね。とにかくこういうのは回数を重ねているうちに何とか形になってくる ものなので、米英のコミック同様にバンド・デシネについてもできるだけ頑張って行きたいと思いますので。[つづく]

※今回の下のリスト『Black Op』に関しましては、アマゾンの方で販売されていないため、Comixologyから画像を借りてきて並べました。ビジュアル的な一覧にはこだわる厄介者なので。


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■Black Op


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