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2024年6月25日火曜日

Jordan Harper / The Last King of California -ジョーダン・ハーパー長編第2作!-

今回はジョーダン・ハーパー『The Last King of California』。2022年に出版された、デビュー作『シー・ライズ・ショットガン』(2017年)に続く長編第2作です。

えーと、混乱する人がいるといけないんで先にやっとくか。デビュー作『She Rides Shotgun』は、日本で早川書房より『拳銃使いの娘』なる心底脱力物のタイトルにて翻訳されてますが、自分はこのタイトルを断固拒否し原題以外は使うつもりがありません。
なーんか解説によると「下品なスラング」だということで変更されたようだが、まあお下品なアメリカの犯罪小説界隈じゃ結構よく見る。やつが運転し、俺はショットガンに座った的な感じか。どっちかと言うと若いチンピラ的なやつがよく使う表現では あるが、何気に匂わされている女性蔑視的な意味合いはない。まあさ、知らなきゃわかりにくい表現かもしれんし、そこは百歩譲って変更もありにしよう。
だが何?『拳銃使いの娘』って?大草原の小さな家の何話?ローハイド?ボナンザ?
あのさあ、タイトルってのは内容説明して合ってればオッケーじゃないわけ。作者が『She Rides Shotgun』って最高にクールなタイトルをつけたのにそれを変更するなら、もうちょっと頭を使えって話。こんなん全面的に却下だよ。絶対認めんからね。 なーんかいかにもお上品な正しいことした面で書いてんのがホントむかつくわ。まあナゾトキのためならいくら人殺してもいいけど、その過程を書くのはお下品ザマスがまかり通る国やからね。米南部貧乏白人スラングなんてタイトルに使えませんてか?
そっちにも書いてあったが、英国版でもこのタイトルはそっちじゃそんな言い方しないって理由で『A Lesson in Violence』というタイトルになっており、日本のことが伝わってんのかは知らんけど、ハーパーはかなり不満だったようで、 英国Simon & Schuster UK出版のこの作品ではしつこいくらいチャンスがあればショットガン使ってる。イマドキのクールな助手席はショットガン!ハーパー氏の御不満にも応え布教してまいります。

さて今回の『The Last King of California』なのだが、2017年のデビュー長編『シー・ライズ・ショットガン』がエドガーを受賞し勢いに乗ったものの、続く例の新型コロナにより出版などの活動も停滞、2022年初夏ぐらいだったかにやっとという感じで 翌2023年1月の『Everybody Knows』と2冊同時という感じで出版がアナウンスされた。なんだかそういう経緯ゆえ書かれた順序など若干不明なのだが、米Mulholland Booksからの『Everybody Knows』に先立ち、英国Simon & Schuster UKから 出たこちら『The Last King of California』がとりあえず出版時系列上の長編第2作ということになる。
日本じゃ脱力テキトータイトルで出版された上に、老害評論家にラノベ分類されるという不幸の極みぐらいの紹介をされ、翻訳が続かないんで一発屋ぐらいに思われ始めてるのかも知らんが、今後確実にアメリカ犯罪小説ジャンルでは重要な位置を 担って行くと思われるジョーダン・ハーパーの『The Last King of California』始まるよう。


【The Last King of California】


空の横腹を走る、立ち上る煙の傷。
その下では砂漠の只中に置かれたトレイラーが燃え上がっている。
トレーラーの中ではTroy Gulletが生きたまま焼かれている。床に手を釘で打ち付けられて。
それをまだ熱を感じる距離でトラックにもたれて眺める男たち。そしてこの仕事を成し遂げたBeast Daniels。
Beast Danielsはカリパトリア刑務所での10年少々の服役から戻ったばかりで、ポケットにはまだ刑務作業報奨金が入っているぐらいだ。
Beastは立ち上る煙を指さして言う。あのカス野郎、今までで一番天国に近付いたんじゃねえか。
こうしてBeast DanielsはAryan Steelのボスの座に就く。

この作品はこのようにカバーに描かれてる情景から始まる。
『The Last King of California』と題されたこの物語。だがここで語られるカリフォルニアは、ビーチやパームツリー、サーフィンのカリフォルニアではない。砂漠に投げ出されたように置かれた燃えるトレーラーから、青空に向かって立ち上る黒煙。 これはそんなカリフォルニアの物語である。
だがこの物語の主人公は、このプロローグ部分に登場するBeast Danielsではない。
主人公、19歳の青年Luke Crosswhiteの物語は続く章から始まる。

コロラド・スプリングズから16時間ぶっ通しで運転し続け、Lukeはカリフォルニアに到着した。サンバーナーディーノ郡アローヘッド。
12年ぶりのカリフォルニア。
彼は家に帰ってきたのだ。

ここから彼の行動に伴う心情描写の中で、彼の生い立ち、ここにやって来た経緯などが順を変えながら説明されて行くのだが、少し長くなるので先にここでまとめておく。
彼の父、Bobby Crosswhiteはこのカリフォルニア アローヘッドの犯罪組織、The Combineのボスだった。
彼が7歳の時のある事件により、殺人罪で現在に至るまで刑務所に収監されている。
本来、そこから母に育てられるはずだったが、育児を放棄している母親によりコロラドの親戚の間を転々とすることになる。
そして犯罪や暴力とは無縁ではあったが、自身の居場所を得られないままその地で成長する。
やがて大学に入学し、自身のアパートを借り、アルバイトで学費と家賃を稼ぐ生活へ。
そこでも自分の居場所に実感を持てないような暮らしを続ける一方、ネットで彼が本来属しているはずだったカリフォルニアの犯罪社会の動向を探ることにのめり込み始める。
そしてある日、現在自分を取り巻くすべてに嫌気がさし、全てを投げ捨てカリフォルニアに向かう。

そして彼は12年ぶりに我が家へと戻って来た。
かつて父のものだったこの家は、現在父に代わって組織を動かしている叔父のものとなっている。
砂利道の突き当りに閉じられた板金のゲート。そこを過ぎ、丘を登ったところに広いフロントポーチを持つ家。
かつてラブシート型のブランコがあった場所には、今はいくつかのキャンピングチェアが並べられている。
家の前には数台の大型トラック。カーテンの引かれた正面の窓の奥にはまばゆい光が灯っている。
家の後ろには切り立った峡谷が広がり、半月の月の光に廃車と雑木の山の影が見える。そして岩肌に沿って新たに建てられたセカンドハウスらしきもの。

気おくれを感じながら、車から降り、ゲートを開け歩いて敷地内に入る。
「おい、待てよ」そこで声が掛かる。
暗がりから現れたのは、Lukeより年下の少年だった。スラッシュメタルバンドのTシャツを着込み、片手にライフルを持ち、闘犬での古傷を負っているが人懐こそうなブルドッグを連れている。
「ここは立ち入り禁止だ」少年は言う。
「俺はLukeだ。俺が来ることは伝わってるはずだ。Delは俺の叔父だ」
「あんたがLuke Crosswhiteなのか?」少年は言う。「Kathyからあんたが向かってるって聞いてたけど、来週とかの話かと思ってた。あんた大学生なんだろ?」
少年は、このやせっぽちの怯えた目をした奴が、本当にBig Bobby Crosswhiteの息子なのかと、値踏みするような目でLukeを眺めまわす。

「あんたThe Combineに入るために来たのか?」と問う少年。
気分を変える場所が欲しくて来た、と曖昧に答えるLukeに少年は、何にしろあんたの親父さんの土地だからなと応える。
少年は自分をSamと紹介する。ブルドッグの名前はManson。Samは、今家の方では会議が行われていると言う。
「ブラック・ハート限定だ。だから俺がここで見張りに立ってる」

ブラック・ハート。その言葉がLukeの記憶を呼び覚ます。本物の心臓の上に入れられた黒いハートのタトゥー。笑い、Lukeを空高く持ち上げる男たち。そして氷とルートビアの味…。
Lukeはそれに呑み込まれる前にその記憶を飲み下す。頼む、ここでは起こらないでくれ。

「待ってなきゃならないか?夜明けから運転してきて疲れてるんだが」Lukeは言う。
「Kathyがあんたのために、裏にトレイラーを用意したよ。その前に車も駐められる」Samが峡谷の壁の前の黒い影を指さす。
家には自分の部屋があったはず、という思いを呑み込み、ありがとう、と応えるLuke。 Samは自分の心臓の上に手を置き「血は愛」と、組織のスローガンを口にする。

車に戻り、敷地に置かれた廃車の間を抜け、トレイラーの前に着く。
そのまま暗い車中に座り考える。これは本当に正しかったことなのかと。
わかっているのは、自分がここに属してはいないということ。彼は父の子供ではあるが、父の息子ではないということ。
Lukeはトレイラーに入り、ベッドに横になるとすぐに眠ってしまった。
そして、肉と骨の衝突する音で目を覚ます。

起き上がり、トレーラーから出たLukeは、その音が家のかつての自分の部屋から発せられていることに気付く。
裸足のまま、吸い寄せられるように裏庭を歩き、その部屋の窓に近付くLuke。
その部屋には上半身裸の体格の良い、若い男がこちらに背を向け、立っていた。
男は頭を後ろにそらすと、拳を振り上げ、そしてそれを自らの腹に叩き込む。
繰り返し。
Lukeを目覚めさせたのはその音だった。

Lukeは別の世界をのぞき込んでいるように感じた。
Lukeが追いやられなかった世界。彼はそこで強く成長し、父の組織の一員となっている。
そうあるべきだった世界の幽霊。
そしてLukeは窓から後退して行く。部屋の中の男は生命力にあふれ、獣のようだった。
もしそこに幽霊がいるとすれば、それはLuke自身だった。

翌朝、家に呼ばれるLuke。叔父Delと叔母Kathyは、とりあえずうわべは親し気に彼を迎える。
気まずい空気のまま、キッチンに座っていると、もう一人の人物が現れる。それは昨夜、元のLukeの部屋にいた男だった。
彼の名はCurtis。刑務所でLukeの父Bobby Crosswhiteに出会い、そこで組織の一員となり、出所後はここで暮らしている。
刑務所でBobbyに助けられたと言うCurtisは、Lukeに会えたことを喜び、兄弟と呼び親しく接して来る。
だが、Lukeが今後は組織の一員となって行くことを当然として話すCurtisの言葉が、Lukeが押さえ込んでいた、彼の中に潜んでいたあるトラウマを呼び起こしてくる。
氷とルートビアの味…。
限界となったLukeはキッチンから走り出て、外の地面に突っ伏してしまう。

12年前、Lukeが7歳の時。彼は父とその部下に連れられ、ボーリング場に遊びに来ていた。
ボーリング場で飲むのは、いつもルートビア。楽しく過ごし、帰途に就こうと駐車場に出た時のこと。
父のマスタングの隣にピックアップを駐めた若者の一団が、その場で騒ぎ談笑し、父の車に寄り掛かっていた。
父はその男の胸に指を突きつけ、てめえ何やってやがる、と言う。若者が何と言い返したのかはわからない。
だが父はその男の顔を掴むと、自分の膝に叩きつけた。血を流しているその顔を殴り、男はアスファルトの上に倒れる。
もう動かなくなっている男。Bobby、やめろ、もう充分だろ、と言う誰かの声。
そして父は、その若者の顔面に足を踏み下ろす…。

その事件により、父は殺人罪で今も収監されている。
そしてその場面は、Lukeの暴力への恐怖というトラウマとして、彼の頭の中に残り続けている。
氷とルートビアの味…。

その朝の一件により、Lukeは本宅に呼ばれることもなくなり、裏庭に置かれたトレーラーで隔絶されて暮らすこととなる。
中華料理屋で皿洗いの職を得て、少しずつ金を貯め、そのうちどこか別の土地へ移ろうと考える毎日。
だが、それでいいのか?また逃げ出し、それでどうなる?だが、他の解決方法は見つからない。

コロラドの頃からの趣味だったスケートボードで町を走るLuke。路面から腹に響く振動。
組織の末端であり、唯一Lukeと言葉を交わす、最初の晩にあった少年Samに誘われやって来たスラッシュメタルのライヴ。暴力的で直接腹を揺り動かすような轟音。
それらの振動が、Lukeのうちに潜んでいたものを少しずつ呼び覚ましてくる。
自分は何故この地に来たのか?それは自分のうちに押さえつけられながら、潜み続けていたもう一人の自分からの叫びではないのか?
ルートビアの味の恐怖に押さえ込まれていた、もう一人の自分。
Lukeはその押さえつけているものを打ち倒すべく、自分の腹を殴る。
繰り返し。
あの夜、窓の向こうでCurtisがやっていたのと同じように…。

そしてLukeは組織の商売の一つである、盗難カーパーツの売買というところから、徐々に組織へと加入して行く。
都合よく何かの「覚醒」みたいなものでいきなり強者になるようなことはなく、少しずつ鍛錬を重ねて力をつけて行くというものではある。
だが、彼の中に眠る「血」は、徐々に彼を組織の中枢へと押し上げて行く。

そしてこの物語にはもう一人主人公がいる。
かつてLukeがこの地で暮らしていた時には、組織の幹部だった男の娘として、Lukeとは同年代の幼馴染だったCallie。
母の不在により組織から離れたLukeとは違い、彼女はここで暮らし続け、美しく成長した現在は恋仲の物静かでクールな青年Pretty Babyと常に行動を共にしている。
彼女の願いはPretty Babyと共にこの地を離れ、新たな生活を始めること。そのためにはまずそれなりの資金が必要となる。
カリフォルニアのヒップな層にドラッグを供給する彼女は、組織とは無関係のルートを使い、大金を手にする計画を立てるが…。

Callieのパートは、結構序盤から登場するのだが、全体の4分の1かもう少し少ないぐらいかも。Lukeが組織に入ってからは両者が交差する場面も多くなり、それほど登場が限られるわけでもないが。
組織の一員であることを目指すLukeの物語と、そこからの離脱を願う逆ベクトルのCallieの物語は、個人においても外部に向かう組織の在り方としても、力を重視し前面にに押し出すThe CombineとCallieの関係がやや希薄であるためか、 物語にパラレルな立体構造を作るというところまでは行っていないようには思えるが、それぞれの物語がたどり着くこの作品の二つの結末は、それぞれに違う場所へと至っても、どこか同じ方向を向いた印象の、多重的…は違うんかな? とにかくそんな気分の独特の読後感をもたらす。最後グダグダでちょっとごめん…。勢いで書いたが結末方向書き過ぎるとネタバレだし、でグダった…。

更にこの物語にはもう一つ大きな力が動いている。それが冒頭プロローグに登場したBeast Daniels率いるAryan Steel。
この地方で勢力を広げるAryan Steelは、The Combineを配下に収めようと、次第に圧力を強め、それは徐々に大規模な抗争へと向かって行く。
そしてその熱に呼応するように起こるカリフォルニアの山火事。それは鎮まることなく広がり続け、やがて抗争の地へも迫って来る。
住民が避難し、荒廃したすべてが燃え上がる地で繰り広げられるギャングの抗争。主人公たちの運命は何処へ向かうのか?


犯罪社会という特殊状況の中での若者の成長物語ということで、全く方向性などは違うが、近年の名作ビル・ビバリーの『東の果て、夜へ』あたりとも連なる作品か。
ボケ~と考えてて、「青春クライム」みたいなのが浮かんだが、おいおい、そんな雑なもんじゃダメだろって思い直した。
若い世代が主人公になれば「青春ハードボイルド」とか「青春クライム」とか?結局読書のプロ暗黒時代に主人公がお巡りさんならそれぞれの温度差も考えず片っ端から「警察小説」ってレッテル貼って放り出してた無能のやり口だろ。
そういう連中が読者が思い込みで誤解しかねないような危険性がある「ヤングアダルト」なんてレッテルを平気で貼ろうとするわけやね。

ハードボイルドであれ、犯罪小説であれ、主人公に年齢やら経験やらステータスみたいなもんが必要なんて、阿呆親爺の妄想だ。
ハメット、チャンドラーとか形だけ言ってみても、実際日本のその辺が考えるハードボイルドなんてセニョールピンクなわけなんだし。
若く経験も未熟な主人公でも、そういった人間にしか見えない、だからこそ見える世界がある。
『東の果て、夜へ』はそういった少年だからこそ見える世界を描いた名作だ。
そしてこの『The Last King of California』もそれと同様に、特殊な立場に置かれ犯罪組織に入って行く19歳の青年だからこそ見える世界を描いた、ある種の儚さ、美しさをも持つ優れた犯罪小説なのだ。

ジョーダン・ハーパーは新しい犯罪小説を創り得る才能を持った作家だ。
本当に微々たるものながら、当方で何とか紹介している現代のクライムジャンルの作家たちと共通する視点を持ちつつ、その中にどこか独特の新しさ、瑞々しさといったテイストを持ち出して来れる作家である。
もしかすると、シーンの中に於いてその搭載された群を抜くハイパワーエンジンによる疾走で、どこか独立独歩にも見えるドウェイン・スウィアジンスキーのようなポジションの作家になるのかも、とも期待させるところがあると思う。
そしてこの『The Last King of California』は、ここから続いて行く彼の著作群の中でも、少し異色の位置となる作品なのかもしれない、という予感もある。作者のある一面を表す作品であるにもかかわらず、後に見逃されがちに なるような。いやージョーダン・ハーパーがそこまで進む前に読んでおけてよかったね。
ここから確実にジャンルの重要作家となって行くが、日本での翻訳とか期待してたらまず追ってけないジョーダン・ハーパーの作品。絶対に一冊たりとも逃すなかれ!続く第3作『Everybody Knows』にもなるべく早期に進むものであります! …いや、ところで名前出してきて急にプレッシャー高まったんだが、スウィアジンスキーも早く読まんと…。いや、ホントすみません。現在最新『California Bear』のひとつ前の『Revolver』にはともかく予定だけでもきちんと向かっておりますんで。 ホント、読むべき作品は尽きず…。


■Jordan Harper著作リスト

●長編

  • She Rides Shotgun (2017)
  • The Last King of California (2022)
  • Everybody Knows (2023)

●短篇集

  • Love and Other Wounds (2015)


今回はこの辺で。昨今から見ると、割と平和に終わったんじゃないかな?この辺の西海岸もの少し集められんかとちらっと思ったが、あまり手持ちの材料なかったり。多分その視点でもそれなりに面白いものが見えてきそうなんだが。今後の課題ということで。
さて、当方の近況なのだが、遂にあれが届きました!エイドリアン・マッキンティ、ダフィ最新作『The Detective Up Late』ペーパーバック版!届いたその日よりウハウハと読んでおります。多分次の次、来月か再来月ぐらいにはなんか書けるかな? えーと、特に問題(なんか体調崩す:よくある。なんかコミックの方とかで色々こじらす:よくある)がなければそのあたりにはこの世界待望、近年最大注目作の全貌…、あ、いや全部書いたらネタバレなんで半貌ぐらいをお伝えする予定です。



●短篇集

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