で、ゾンビ・コミック特集第2回に登場はAction Lab - Danger Zone発行Dan Mendoza作『Zombie Tramp』です。2014年より続くカートゥーンタッチの作画によるエログロゾンビ・コミックという異色作。アマゾンではアダルト指定になってて、トップ画像がもしかすると「警告 アダルト商品」とかになっちゃうとまずいので、今回はComixologyから借りてきました。Unlimitedマーク付き。ちなみにComixologyでは17+指定になっています。ではまずはあらすじから。
【Zombie Tramp】
主人公Janey Belleは、ハリウッドの高級コールガール。セレブとの仕事を終え、自宅に帰り翌朝目覚めると、大変なニュースが飛び込んでくる。
Tramp達コールガールの元締め、George Sumeroが逮捕された!
ただちに警察署に駆けつけ、George(オネエ)と面会するJaney。
「助けて、このままじゃアタシムショに送られちゃう。アタシみたいなのがそんなところでどんな目に遭うか…。」
「あたしにできることある?何でも言って!」
健気なJaneyに、Georgeは顔を伏せてためらいがちにつぶやく。
「保安官と一晩…。」
オマワリは虫唾が走るほど嫌いだ。だがGeorgeをこの苦境から救い出すためならやむを得ない…。
そしてその夜、Janeyは悪徳保安官Rudolfの家へと向かう。
「とっとと終わらせましょう。」
そう告げるTrampを、保安官は地下室へと連れて行く。
そこでJaneyが目にしたのは、ゾンビと化して鎖でつながれた保安官の息子Jasonだった!
Rudolf保安官の目的は、ゾンビとなった息子に美女という美食を与えることだった。その時、暴れるJasonの力に抗しきれず繋いでいた鎖が千切れる!Janeyに襲い掛かるJason!揉み合ううちに噛み傷を受けるJaney!保安官が暴走する息子の制御に躍起になっている隙にJaneyは逃走。だが、運転を誤り乗った車ごと川に落水し、意識を失う…。
そして、Janeyはゾンビとして目覚める。
路地裏をさ迷い、寄って来た男たちに襲い掛かり、餌食とした彼女は、そこで美貌のネクロマンサーXulaと遭遇する。
保安官の息子JasonをゾンビにしたのはXulaだった。
死んだ息子を生き返らせてくれ、という保安官の依頼で、ネクロマンサーXulaは呪術によりJasonを蘇らせる。だが、それが魂のないゾンビだと知った保安官は怒り、Xulaを投獄しようとする。護送中逃走した彼女は、死体安置所の遺体を蘇らせ、ゾンビ軍団を作り配下に従える。その逃走の最中、XulaはJaneyと出会ったのだった。
Xulaの隠れ家でJaneyは再び目覚める。Janeyの記憶と意識を持って。
「アンタは特別だ。魂が残ったゾンビだ。」
そしてZombie Tramp JaneyとネクロマンサーXulaの血みどろの復讐劇が幕を開く!
という感じの、アレだな、グラインドハウス感あふれるイカすゾンビホラーコミック。で、カートゥーンタッチとは言ってるけど、カバーだけではいまいちわからないのでは?と思うので、まず画の方を紹介。ちょっと探しては見たのだけど、少し前の作品だし画像の方は見つからなかったので、無許可にて。何とか画を見せたいという思いゆえなのですが、版権については気持ちの上では100%尊重しておりますので、やめろと言われるならただちに引っ込めます。
なんかボヤボヤでイリーガル感満載なのだが、何とかこれぐらいは見せないとわかんないよね。商業目的とかじゃないんで勘弁してください、つってもアフィリエイトくっつけてるからそうなっちゃうかなあ。まあこんな感じで、とりあえずはいくらかこの作品のイメージも具体的に伝わったんではないかというところで続けます。
まず、この作品のタイトルについて。『Zombie Tramp』のTrampというのは娼婦という意味。いや、実はこの使い方知らなくて、Trampというのを主人公の名前だと思い込んでいました。なんか本当にタイミングよくこれを書き始めたところで、たまたま他のところでそれが使われてるのを見て、もしやと思いもう一度見直してみて主人公の名前がTrampではなくてJaney Belleと気付いたという次第。Trampが浮浪者という意味で使われてるのは目にしてたんだけど、娼婦の方は多分そこで初めて見たんじゃないかと思う。ちょっとした勘違いがそのまま出てしまうところだったので、本当にタイミングよくて助かったっす。映画で『ゾンビ・ストリッパーズ』というのがあるけど、この作品は『ゾンビ・コールガール』みたいに思ってくれればいいんじゃないかと思います。うーん、コールガールっていうのもどうかと思うけど、多分日本的にはわかりやすいんじゃないかと思うのだけど…?以上、多分大して役に立たないだろう英語豆知識でした。マンガで得た知識もりっぱな知識にゃ!
この作品のゾンビ設定は、ネクロマンサーによる呪術で死から蘇らされたというもの。現在ではゾンビと言えば何らかのウィルスによるものというのが主流ですが、そっちの方の知識はあまりないのでちょっと曖昧なのだけど、多分ロメロ以前ぐらいのはこういう呪術によるゾンビというのが主だったんじゃないかと思う。この作品の主人公Janeyはゾンビに噛まれることによってゾンビになってしまうのですが、多分そういう設定は呪いが伝染するような理屈でウィルス型以前からあったのではないかと思われます。そしてこの作品でのゾンビは、まあ多くのゾンビ物のようにヨロヨロッと現れるのだけど、闘い始めればスピードもパワーも凄まじく、手刀一閃で相手の首を吹っ飛ばすような狂戦士となっています。基本設定的なものはこんなところでしょうか。
カートゥーンタッチの作画で、基本的には黒の太めのラインに部分的に赤・黄・空色の3色が使われるパートカラー。とりあえず画像の方にも3色揃っていてこんな感じの使われ方。結構スタイリッシュぐらいの感じはあるいい作画です。例えばゾンビと言うと、普通の生きている人間との違いを描き分けるために、肌の感じやらリアルな表現が必要とされ、カートゥーンタッチは向いていないように思われますが、シンプルな線でうまく表現されていて、やっぱ画に決まりやら原則なんて無いのだよな、と再認識させてくれます。
この作品はストーリーも画もDan Mendoza独りによる作品。で、ちょっと調べてみたのだけどあんまり情報は見つからず、というところだったんですが、2016年のニューヨークのコミコンにおけるインタビューの映像が見つかりました。
なんか名前で検索すると一緒にダニエル・メンドーザっていうボクサーの人が出てくるので、結構ガタイもいいしそっちの格闘系の人かと一瞬思っちゃったけど、よく見たら18世紀生まれの人じゃん!こんな映像あるわけねーだろ。で、このMendozaさん。ご覧のようにドラゴンボールのネックストラップつけてます。その先についてるのがゾンビの生首か、手榴弾か、どこかで見つけた7つのドラゴンボールのうちの一つか、それともコンベンションのパスかは確認できませんが、多分日本製のアニメとかマンガとかも割と好きなのではないかと思われます。
そしてこちらがMendozaさんによる他の作品『Dollface』のカバー。こっちになると『Zombie Tramp』よりも日本のアニメとかの影響が感じられますね。で、その辺からMangaとカートゥーンの関係みたいなのを考えるのだけど、例えばアメリカのオリジナルのMangaというのは、特に日本人から見ると、このカートゥーンをベースにしたものが多いように感じられます。そして日本のマンガとカートゥーンとの関係みたいなのを考えると、その根本である手塚治虫がディズニーのアニメーションなどからも深く影響を受けたことがよく知られています。だがな、ここでなんかよくある感じの、実は日本の漫画のルーツはアメリカのカートゥーンだったのです、みたいなまとめをしちゃうのはあまりにも単純。現代日本漫画の創成期にそういう影響があっても、その歴史から見ると割と短いスパンで、手塚治虫的カートゥーンに影響を受けたスタイルは、映画的な演出を意識した劇画などに取って代わられる。実際漫画の歴史というようなものを俯瞰すれば、主にはよりリアルな映画的演出や、そういう漫画の方向と相互作用する形で独自に進化する日本的アニメーション演出というようなものの影響で進化してきたものが現代の日本の漫画の姿なのではないかと思う。そんな風に日本の漫画はカートゥーンの影響を受けた手塚治虫のスタイルとはずいぶんかけ離れtものになっている。結局のところ、カートゥーン的なスタイルというのはどこか日本人の好みに合わなかったのではないか?もしかすると日本人の好みというのが、カートゥーンの曲線的・円的なものよりも、直線的・鋭角的な指向で、日本の漫画で特徴的なスピード線・集中線などの効果の進化はその表れなのかも、みたいな考察もできるのかもね。一方、アメリカで日本の漫画を読む人というのは、それが子供でも大人でもいいんだけど、最初はアニメから入る人が多いんじゃないだろうか。で、おそらくはアメリカのコミックという枠内で見れば、日本のアニメのキャラクターというのはカートゥーンに分類されるんだろう。そんな経緯を経て、日本のマンガから影響を受けた、カートゥーンをベースとしたMangaが作られるんではないか。それらManga製作者はカートゥーンというものもベースにあるわけで、それほど意識しなくてもそちらの手法も使用してくる。カートゥーン的な動きや構図やコマ運びなど。ところが、前述のように、日本のマンガというのは何かカートゥーン的な表現がなじまず、別の表現を模索して現在に至っている。で、そういう日本のマンガを読んできた日本の読者が、そういったカトゥーンベースのMangaを読むとかなり違和感があるというわけ。まあこんなのはなんかすごい発見をしたみたいに言うほどのことでもないんだろうけど、ちょっと以前から気になってるのはなんかこんな風に分析して見せて、これこれこういうわけで違ってるというのをなんか劣っている理由かのように言う人をよく見かけること。違っているものを見たら、それがなぜ違っているのか考えるのは重要だけど、それをただ否定するために使うなんてのは全く意味がなくただの無駄。何故違っているのかの意味は、そこからそれによって全く違うものが生み出される可能性だろう。自国の優れたクリエイターの仕事が、遠く離れた海外でも評価されていることをまるで自分自身の功績のように誇りながら、そこからアウトプットされてきたものに冷笑的なんて格好悪いにもほどがあるよ。物語世界で言えば直後に悲惨に殺されるて観客をスカッとさせるために出てきた憎まれ役のモブレベルだよ、お前。なんかオタクに属する輩が小集団内ででかい顔をするためによく使う「これはこんなもんなんだよね」的な言いきり論法みたいなのもほぼ死亡フラグだよね。日本人と違うカートゥーンベースのManga、いいじゃないか。なんか我々とは全く別の発想で作られた見たこともないマンガが出てくるんじゃないか、なんていう期待も持たせてくれるではないか。先の話の流れで手塚治虫のスタイルのマンガは廃れてしまったというようなことを書いたけど、そこは日本漫画の父、偉大なる手塚治虫である。表面的には見えなくとも日本のマンガの中には「手塚治虫」が延々と生き続けているのだ。そして、もしかしたらカートゥーンをベースに読む海外のマンガ読者には、例えば『ヒロアカ』の中の「手塚治虫」が我々よりもずっと見えているのかもしれんよ。同じようにマンガを愛する海外の同志がいかなるManga=マンガを創り出してくれるのか、大いに期待しようではないか。
こちらの『Zombie Tramp』Vol.1は、ちょっとなかなか情報が見つからなくて曖昧で申し訳ないのだが、とりあえず最初に発行されたのは2013年のようで、形式もこの1冊で完結するグラフィックノベルだったようです。インパクトのある作品で好評だったようで、翌年には同じくグラフィックノベルとしてVol.2が発行。そこからはDan Mendozaがライターとして作画は別のアーティストを起用という形も取りつつ、お馴染みの20数ページのIssue形式でのシリーズ化発行が始まったようです。そちらもTPBではVol.16、Issueでは60号に近づくロングラン人気シリーズとなっています。2015年には同じAction Labの人気シリーズ(らしい…こっちまで手が回ってなくてよくわからなくてごめん)Vampbladeとのコラボレーション・ミニ・シリーズ『Zombie Tramp vs. Vampblade』も出版。また、2017年にはこの最初の『Zombie Tramp』がフルカラーで『Zombie Tramp: Origins』として発行されています。一方Dan Mendozaは2017年より前述の新シリーズ『Dollface』を開始。現在16号まで、TPBは4巻なのかな?(Comixologyでは24号、TPB6巻までが出版予定としてリストに掲載中)そして、アメリカではおなじみのアレだ。アベンジャーズとかジャスティスリーグとかみたいなやつ。Zombie TrampとDollfaceにVampbladeが加わった『Danger Doll Squad』ってシリーズがこれも2017年開始で、もうTPB2巻まで出ております。なんか微妙に情報がなかなか見つからなかったりしてるけど、結構な人気シリーズだよな、こりゃ。この辺は電子版ではComixologyの他、Kindl版でも入手可能。なんかアマゾンのリスト作ってたら『Zombie Tramp: Year One』っていうのが出てきたんだけど、内容不明…。すまん。一応Kindleではメインシリーズの中に入っていたのでそこに入れときました。その他、Dan Mendozaさんは自身のウェブサイトでも自費出版のコミックやキャラクターグッズなども販売中です。抱き枕あり!
版元Action Labは2010年設立のコミック専門パブリッシャー。最初はホラー、バイオレンス方向で出版を始めたようだけど、その後オールエイジ向けに手を広げ、現在は『Zombie Tramp』などのアレな奴はAction Lab - Danger Zoneという形で分けて販売されています。ちなみに米でオールエイジといったら大抵は子供向けということね。そちらの方では2011年に始まった子供向けファンタジー『Princeless』あたりが結構人気なようでシリーズも沢山出ています。Comixologyにも割と初期のころから参入してて、気になって入手してたのもいくらかあるはずなんで、またいずれAction Lab作品について語る日も来るかと思います。もちろんDanger Zoneの方だけど。
Dan Mendozaホームページ
Action Lab Comics
ここからは第1回に続き、米コミックの色々なパブリッシャーのゾンビ・コミック出版状況を見て行きたいと思います。前回割と大手のところをやったので、今回は中堅どころという感じ。まあその区切りも微妙なところなのだけど。
前回はこんな感じかなぐらいだけど、とりあえず大きい順ぽく並べてみたのですが、この辺になるともうよくわからないので、適当な順番で行きます。で、最初がDynamite Entertainment。日本的にはガース・エニス『ザ・ボーイズ』が知られてるところかと思いますが、このDynamite、多くは版権ものを出版してるところです。看板ぐらいなのが『Red Sonja』。これは元々はロバート・E・ハワードの『コナン』で映画なのね。あと日本でも知ってる人も多い『Vampirella』の版権も持っていて、現在は新旧共にDynamiteから出版されています。その他、ザ・シャドウやドク・サベージ、グリーン・ホーネットやギャラクティカなどなど。まあDynamiteについてはそのうちもっと詳しくやるよ。絶対。それでDynamiteのゾンビ物と言うと、こちらも版権ものになるのだけど、あの『Army of Darkness』。日本的には『死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット』が分かりやすいか。オリジナルの映画のストーリーの後も物語は拡大し続け、VampirellaやRed Sonjaなんかとも共演します。アッシュさんの冒険がもっと見たい人は要チェック。こちらは最初Darkhorse Comicsから出版され、その後Dynamiteに移籍しシリーズが続いています。Dynamiteは結構このパターンが多い。あ、『ザ・ボーイズ』も結局それか。あ、今日Comixology開いたら「Get Ready for The Boys!」ってあったけど、『ザ・ボーイズ』のAmazonでやるって言ってたシリーズもうすぐ始まるの?わー観たいなあ。日本で観れるようになるのかなあ。
BOOM! Studios作品で日本で知られているのと言えば、まず『アドベンチャー・タイム』のコミカライズ版か。あとシリーズ2作目まで翻訳された『マウスガード』シリーズを出していたArchaiaは現在はBOOM!のインプリントになっています。『マウスガード』はもっとあるんだけどなあ。他に映画化され日本でも公開された『2 Guns』もBOOM!作品。続編『3 Guns』もあります。BOOM!近年のヒットと言えば『Lumberjanes』。これ結構日本で出る可能性もあるな、と思ってたのだけど最近もうアメコミバブルも終わっちゃって難しいのかなあ。ずっと読もうと思ってるのだけど、まだ手を付けてないので内容は不明。でも見るからに面白そうじゃん。その他、以前アンチヒーローでちょっと書いたマーク・ウェイド『Irredeemable』など、意欲的なオリジナル作品も多く、ホントはもっと色々書かなきゃなと思ってるBOOM! Studiosなんですが…。BOOM!のゾンビ物と言うと、映画『28日後』のコミカライズ版や、受賞歴もあるアンソロジー『Zombie Tales』などもありますが、ここでピックアップするのは『Fanboys vs. Zombies』。コミコン会場でゾンビアウトブレイクが発生!オタク達は生き残れるのか?という作品で、結構前に第1号だけ読んで続きはまだ状態なのですが、これ日本の学校を舞台にしたゾンビやらパニックホラーものと比較してみると面白いかも、と今思いつきました。とにかく早く続きを読もう。
順番的に言えばこの後にOni Press、Aspen Comics、Zenescopeあたりが続くんですが、残念ながらこの辺ゾンビ物が見当たらないようなので、簡単にパブリッシャーの説明だけ。
Oni pressは、まずは『スコット・ピルグリム』でおなじみのパブリッシャー。そして、グレッグ・ルッカがキャリアの初期からオリジナル作品を発表しているところ。『Whiteout』、『Queen & Country』、『Stumptown』などの作品があります。他に代表的なシリーズとしては『Wasteland』、『The Sixth Gun』など。
Aspen Comicsは『Witchblade』などで知られるアーティストMichael Turnerによって立ち上げられたパブリッシャー。主にMichael TurnerやTurner風のかっけー女性が主人公のシリーズを多数出版。代表的なシリーズは『Fathom』、『Soulfire』など。Michael Turnerちょっと苦手であんまり読んでなくてよくわかりません。ごめん。
そして画像のヤツがZenescope。本当よりもっと怖くてエロいグリム童話『Grimm Fairy Tales』を皮切りにその手の怖くてエロい色々を多数出版し続けるパブリッシャー。ワシがそういうの好きじゃないわけないじゃん!『Grimm Fairy Tales』の他にはヒット作『Wonderland』シリーズ(本当よりかなり怖くてエロい不思議の国のアリス)があって、初期の3部作は読んだのだけど、無理矢理話を捻じ曲げた第1作が好評で、更に無理矢理話を広げた3部作でなんか話がややこしくてうまく説明できん。しかもこの3部作に続き更に話を無理矢理広げていてもう何がどうなってるのかよくわからんシリーズが続いています。いつの日にかこれを解明するぐらい無駄なことをやりたいなあ。画像選ぶためにアマゾン検索してたらZenescopeからは怖くてエロいぬりえも発売中なのを見つけました!ちょっと欲しいなあ。アマゾンで洋書、Zenescopeで検索すると出てくるよ。
この後ぐらいにValiantやAfterShock Comicsなんかが続くかなと思うのだけど、こちらもゾンビ物はないし前に書いたので省略。
そんで、遂に出ましたAvatar!私の大変推している、というほどにはとても読めても書けてもいないのだけど…、とりあえずこれまでに3作品について書いたことのある、素晴らしいアレな作品を多数出版しているパブリッシャーです。Avatarでゾンビ物と言うと、以前に紹介したガース・エニスによる史上最悪のゾンビ『Crossed』シリーズ。これについてはいずれまた必ず続きをやるからね。そして他のAvatarを代表するゾンビ物と言うと、現代ゾンビの本家ともいえるジョージ・A・ロメロのライセンスも得た『Night of the Living Dead』シリーズ。こちらはロメロとともに映画『Night of the Living Dead』の脚本を共同執筆したJohn Russoがシナリオを担当したシリーズだとのこと。ちょっと最近ではもうBoundless Comicsのバッドガール物しか出なくなっちゃってるAvatarですが、まだいい作品ずいぶんあるのでまた書いて行きたいと思っています。必ずや!
今回はこんなところで、またもう少し小さいパブリッシャーについては次回第3回で探っていこうと思います。
なーんか思いのほか長くなってたり、時間がかかってたりで、やっとゾンビ・コミック特集第2回完了です。前の21世紀ハードボイルド/ノワールベストでかなり力尽きちゃって、それでも何とか1行だけでも書かねばと思って結局ホントに一日1行だけやっと書く日が続いちゃったりね。なんとかこのGWで体力的にも気力的にもペース的にも回復して頑張って行きたいと思う所存です。
でさ、途中で柄にもなく英語豆知識風に言ってた「Tramp」なんだけどさ。あれその後他のところで2回ぐらい見つけたわ…。多分今までも目にしていて、その都度知ってる方の「浮浪者」的意味に解釈してたんだろうな、と思う。たまたまちょっとそれだとうまく意味が通じないな、と思うところがあって辞書引き直してやっと気付いたというところなのだろうね。どうにも頼りない英語力で仕方無いんだが、なるべく間違いのないようには努力して行くです。まあ今回はギリギリ間に合ってよかったということで。あっちもこっちもポンコツなのだが、書かねばならんと思うことがある限り頑張って続けて行かねばなあ。では次回ゾンビ・コミック特集 第3回、連休中に仕上げるぞ、ぐらいの意気込みで頑張るであります。
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ゾンビ・コミック特集 第1回 The Last Zombie: Dead New World■Zombie Tramp
■Zombie Tramp: Origins
■Zombie Tramp vs. Vampblade
■Dollface
■Danger Doll Squad
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